キツネさん
人の知能のレベルを数値化したものがIQです。
IQが高い人はただ学力が高いわけではなく、問題解決能力や情報を処理する能力も高いのが特徴です。
本記事では、IQが高い人の特徴や習慣を紹介します。
習慣をマネするだけでもあなたのIQを上げる手助けになるかもしれません。
実際に行動に移されなければIQは上がりませんので、本記事を読んだあとはすぐにIQを高めるための行動を起こしましょう。
もくじ
IQとは
IQとはIntelligence Quotientを略した呼び方で、日本語では「知能指数」と訳します。
例えば、ドラマやアニメで探偵が事件を解決する場面で、様々な事件の謎を解きながら犯人を捕まえる探偵はIQが高いといえます。
探偵は記憶力が良いだけではなく、少しの変化に気づく力や推理能力に長けていることからわかるように、IQは記憶力や学力だけが高いわけではないのです。
IQを調べるには、発達障害や知的障害が疑われない場合にはインターネット上で公開されているWebサイトを使い簡易的にIQを知ることができます。
ただ、正確なIQではないので参考にする程度に留めておいてください。
例えば、IQが高い集団であるメンサが運営しているサイトでIQテストを受けられます。
発達障害や知的障害が疑われる場合には、病院などの専門機関で正確に調べてもらいましょう。
110以上が「IQが高い人」
IQは、同年齢の平均を100として、標準偏差15の検査を用いて決定します。
全人口の98%は70〜110の間に入るといわれており、110以上はIQが高い人に分類されます。
さらに、IQが130以上の人は、同年齢の2%といわれており、極めて稀な存在です。
IQが高い集団で有名なメンサの会員は、IQが130以上が入会の基準となっています
【注意】IQは人のランク付けではない
IQが高いからといって、偉いわけではありません。
確かにIQが高い人は、勉強もできて、優秀な人が多いです。
しかし、IQの数値だけで人の価値が決まるわけではないことを理解しておきましょう。
同年代でも差がみられますが、IQが高いから特別ではありません。
自分のIQを知ることは大切ですが、他人と比べても参考にはならないので注意しておきましょう。
IQが高いとどうなる?高IQの人が長けている能力
IQが高い人は、学力が高いだけでなく、様々な能力に長けています。
他の能力が長けているから学力が高い場合もあります。
学力以外に高い能力としては、以下の4つが例に挙げられます。
- 情報を処理する能力が高い
- 論理的に説明できる
- 記憶力が良い
- 問題を解決する力が秀でている
IQが高いと、勉強ができるだけではなく、生活の中でも色々な力を発揮します。
情報を処理する能力が高い
IQが高い人は情報を的確に処理し、理解する能力が高いです。
それは必要な情報を選択し、情報と情報を繋ぎ合わせて処理し、理解しているからです。
一般的なIQであれば、行動に移すまでの情報の処理や思考、理解に時間を要します。
しかし、IQが高い人は、瞬時に情報を処理し、今までの経験と統合できるため行動に移すまでが早いのです。
上記のように情報を処理する能力が高いため、仕事を片付けるスピードも非常に早い傾向にあります。
論理的に説明できる
IQが高い人は、物事を論理的に説明する能力が高いです。
簡潔に言えば、正しく物事を考えるためにはどのように考えればよいのか、そこに法則はあるのかを探ることが論理的に思考するという意味となります。
IQが高い人が論理的に説明できる理由としては、IQが高い人は常に論理的に考える癖があり、物事を分解して整理してから学習しているからです。
物事を論理的に分解して記憶しているため、人に説明する時にも論理的に組み立てて説明できます。
論理的にインプットをできているからこそ、アウトプットでも論理的に説明できるのです。
記憶力が良い
IQが高い人は、記憶力が高く、成績も優秀です。
理由としては、物事をちゃんと理解した上で記憶に残すためです。
一般的なIQの人の多くは、理解した上で記憶に残そうとはせず、丸暗記をしようとします。
情報を処理して、論理的に考えるため記憶にも残りやすいのです。
記憶力が良いというよりも、効率的に記憶に残しているという方が正しいかもしれません。
記憶力を付けたい方は、記憶術を学ぶことも有用です。記憶術については、以下の記事をご覧ください。
関連記事:記憶術とは?おすすめの記憶術6選やトレーニング方法もご紹介
問題を解決する力が秀でている
IQが高い人は、情報を処理し、論理的に考え、記憶した内容を的確に想起できるため問題を解決する力が秀でています。
問題を解決するためには、問題の原因を探り、情報を集め、過去の経験を思い起こさなければなりません。
IQが高い人は、上記のような問題を解決するまでの流れを無意識の中で処理できます。
そのため一般的なIQの人よりも早く問題を解決してしまうのです。
IQが高い人の特徴
キツネさん
IQが高い人は、仕事や趣味などの日常生活においても特徴があります。
IQが高い人に共通した特徴がある理由としては、問題解決能力や記憶力が良いからこそ、仕事や趣味にも影響が出るからです。
必ずしも全てのIQが高い人に当てはまるわけではありませんが、近い傾向にある人が多いです。
それぞれの特徴について、詳しくみていきましょう。
仕事(職業)|医者や研究者など高年収
IQが高い人は医者や研究者など高年収の職業に就いていることが多いです。
理由としては、高年収である医者や研究者は仕事内容が記憶力が必要であったり、問題を解決する能力が高くないと務まらないからです。
例えば、医者であれば幅広い医学知識を記憶しておかなければなりません。
さらに、病気を診断する場合でも、過去の経験や知識から情報を統合する必要があります。
研究者であれば、論理的な思考が必要になりますし、弁護士であれば法律や過去の事例などを記憶しておかなければなりません。
医者や研究者などの高収入の仕事に従事している人は、IQが高くなければならないのです。
趣味|多趣味、没頭
多趣味であったり、一つの趣味に没頭しすぎてしまう人にもIQが高い人が多い傾向にあります。
IQが高い人は、情報を処理する能力が長けているため、たくさんの情報に触れる機会があります。
色々な情報に触れることで、何にでも興味を持つため、趣味も多くなるのです。
さらに、一度始めた趣味にも没頭しやすい傾向にあります。
理由としては、集中力が高く、論理的に考えるためです。
一般的なIQの人は、情報を処理できるリソースも少ないため、一つや二つの趣味で頭はいっぱいいっぱいになってしまいます。
性格|ストイック、プライドが高い、冷静、結論を急ぐ…
IQが高い人は性格においても特徴的な場合が多いです。
頭の回転が早いからこそ、物事にストイックに取り組みます。
得られる情報を分析して、行動に移すため結果が出るまでとことんやり込むからです。
情報を集めて分析するので、冷静に物事を見れますが、周りよりも常に先を行くためプライドが高いのも特徴の一つです。
恋愛|束縛を嫌う?
IQが高い人は恋愛においても特徴的な部分があります。
基本的にIQが高い人は、一人で思考している時間が好きな場合が多く、一人の時間を邪魔されるのを嫌います。
恋愛においても、相手から行動を制限されたり、思考の邪魔をされるのを嫌う傾向にあります。
なぜなら、一人で難しい問題を解いたり、考えたりすることが楽しいと思うからです。
IQが高い人と恋愛するのであれば、束縛せずに自由にしなければすぐに破綻するでしょう。
IQが高い人が苦労していること
キツネさん
IQが高いと良いことばかりではありません。苦労していることもあるのです。
苦労していることの中でも特に人間関係を苦手にしている人が多い傾向にあります。
思考する過程が違うため人に教えることが苦手であったり、問題解決能力のレベルの差があるため他人にハイレベルな要求をしてしまったりと一般的なIQの人との間に差が生まれるためです。
そのため、人間関係がうまくいかなくなり、孤独に陥る人も少なくありません。
IQが高い人同士で関係を作れれば楽なのかもしれませんが、IQが高い人がすぐに見つかるわけではないので、日常生活の中でも特に人間関係で苦労することになるのです。
IQが高い子どもは特徴からわかる?
子どものときからIQが高い人は存在します。
慶應義塾大学教授の安藤寿氏によると、IQはおよそ5割が遺伝の影響を受けるが、残りの5割のうち3割は家庭環境が影響すると述べています。
参考:https://www.news-postseven.com/archives/20181218_825361.html?DETAIL
親のIQが高ければ、子どものIQも高くなる可能性が大きいのです。
大人と同様にIQが高い子供にも行動や考え方に特徴があります。
例えば、IQ検査が高い子供は他の子供と比べると精神年齢が高くなるため、実年齢よりも大人びてみえます。
情報を理解したり、問題を解決する能力が高かったりするため精神年齢は高くなるのです。
さらに、集中力が高いため一人で同じ遊びに没頭し続けている子どももいます。
ここに差がある!IQが高い人が何気なく行っている習慣
IQが高い人は、一般的なIQの人と比べると習慣にも違いがみられます。
IQが高い人が無意識の中で習慣にしている動作や考え方を学べば、IQを高めるヒントになるかもしれません。
以下では、IQが高い人が行っている習慣を大きく4つに分けて紹介します。
最初は意識して習慣に取り入れれば、いずれ無意識に習慣になるので、まずはできるものからチャレンジしてください。
何事も思考する
なにか行動に移そうと考える時に、直感で動くのではなく、まずは落ち着いて思考する習慣がIQが高い人には身に付いています。
例えば、目的地に行きたい時に通常であればただ目的地に向かって動き出します。
しかし、IQが高い人は動き出す前に最短で行けるルートを考え出します。
一般的なIQであれば、感情や直感に左右されて行動を起こしますが、IQが高い人はまず思考から始まるのです。
物事の本質を見抜こうとする
IQが高い人は、まず本質がどこにあるかを見抜こうとする習慣があります。
ここでは会社でのトラブルを例に紹介します。
会社で何かしらのトラブルがあった時に、通常であればそのトラブルだけに目が向き、解決しようと行動する人が多いです。
しかし、IQが高い人は、そのトラブルが起きた原因を探り、その原因が起きた理由を見抜こうと行動します。
物事の表面だけではなく、物事の深い部分まで考えるクセがIQが高い人には備わっています。
判断が速い
物事の本質を見抜こうと思考しながらも、判断が速いのもIQが高い人が習慣にしている一つです。
それは、思考しながら判断しているといっても良いでしょう。
ゆっくり思考しなければならない場合と素早い判断が必要な場合を見分ける力がIQが高い人にはあります。
頭の回転が速いからこそできる習慣です。
感情に左右されない
IQが高い人は感情や直感に左右されません。
感情で動いても合理的ではないと理解しているからです。
例えば、イライラした状態で勉強を始めても、集中はできません。
IQが高い人はイライラしている原因を探り、まずはイライラした原因を冷静に分析してから心を落ち着かせます。
何事も思考し、本質を見抜こうとするため常に冷静に対処できるのです。
まとめ
IQが高い人は、単に学力や記憶力が良いだけでなく、情報を分析する能力や問題を解決する能力も高い傾向にあります。
日常生活においても一般的なIQの人と比べて趣味や性格に違いが現れます。
それは、IQが高い人が習慣にしている思考や感情のコントロールに違いがあるからです。
そのためIQが高い人の習慣を一つずつ取り入れられれば、IQを高められる可能性があります。
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