キツネさん
あなたの周りに記憶力がいい人はいますか?
同じように学んで、なぜ記憶力に差が出るのか不思議ですよね。
記憶力がいい人の特徴と性格が分かれば、意識するだけで記憶力も変わってきます。
この記事では、人の特徴や性格がどのように記憶力と関係するのかをまとめています。
勉強しても成果が思うように上がらない人は是非読んでみてくださいね!
もくじ
マネできる!記憶力のいい人の特徴5選
記憶力がいい人の特徴を以下5つ紹介します。
- 好奇心旺盛
- 頭の回転が早い
- 話の聞き方が違う
- 新しいことに挑戦する
- 集中力がある
キツネさん
特徴①:「好奇心旺盛」
記憶力がいい人は、好奇心や興味を持つことが上手です。
記憶のメカニズムは「生存に関わる情報かどうか」が脳の海馬で判断され、必要なものは長期記憶に残されます。
生存に必要ない情報でも繰り返し入ってきた情報は生存に必要な情報だと勘違いをして記憶し、さらに忘れるスピードも遅くさせます。
好奇心がある人は、学習をする中で自然と脳に繰り返し刷り込みを行っていると言われています。そして繰り返し刷り込まれたものは必要な情報と判断され、記憶されるのです。
キツネさん
参考:こうすれば記憶力は高まる!~脳の仕組みから考える学習法(東京大学・池谷教授)2014/6/6
特徴②:「頭の回転が速い」
記憶力がいい人は何かの意見を求められた時、すぐに的確な答えを返すことができ、頭の回転が速いです。
それは分類能力に長けており、共通点がある話を瞬時に頭に思い描いているからです。頭の回転が速い人は「情報を分類して、共通点を探し出す意識」が備わっているのです。
例えば、以下のような共通点を活かした記憶術を無意識で行っているそうです。
徳川家の将軍15人の名前を覚えるなら、名前に「家」という感じが使われていないのは4人だけと気付いてから覚える方が速い→ 情報量の圧縮
人間、ゴリラ、チンパンジー、オランウータンのグループは「類人猿」見出しをつけるイメージ→共通点で分類してタグ付け
共通点を意識する練習は「マジカルバナナ」がおすすめです。
キツネさん
参考:頭の回転が速い人とそうでない人の圧倒的な差 | 雑学 | 東洋経済オンライン |
特徴③:「話の聞き方が違う」
記憶力がいい人は相手の話を真剣に聞いています。「メモやノートをどのように綺麗に書こうか」など他のことは考えていません。
話をよく聞き、さらに自分の頭で考えることに意識しています。
自分の意見をもつと脳が刺激されて「考え」や「感情」と一緒に記憶に残りやすくなります。
セミナーや会議など、ずっとメモを取り続けている人より顔を上げてしっかりと聞いている人の方が記憶力がいい人が多いです。
話している人の目をしっかりと見て聞いている人の方が、質問する人が多いと感じたことはありませんか?
質問ができるということは、その場で理解をし、自分の中で情報が整理できているからこそできます。
記憶は覚えようとするのではなく 理解をすることで長期的に記憶として定着します。
キツネさん
特徴④:「新しいことに挑戦する」
記憶力がいい人は、普段から挑戦をしたり新しいことを学んでいます。
米国のマサチューセッツ総合病院のブラッドフォード ディッカーソン氏らの研究で以下のように述べています。
年齢は60~80歳の方で思考力は20~30歳代レベルを維持している人の共通点は新しいことにチャレンジすることを恐れないということで、彼らは年齢を重ねても脳の萎縮が少ない傾向があります。
記憶力、学習力、注意力、判断力といった脳の重要な働きが衰えていないそうです。
たとえば、・自己研鑽のために英会話を習う・資格勉強に積極的に取り組むなど難易度が高いほど脳が活性化
キツネさん
参考:新しいことへのチャレンジが脳が活性化 脳を若く保つための5つのヒント| 一般社団法人 日本生活習慣病予防協会
特徴⑤:「集中力がある」
記憶力がいい人は集中力があります。
趣味や興味のあることに人間はとても高い集中力を発揮します。
知りたいという気持ちが高まり、自然と記憶力も向上。
興味のない勉強をする時は「知りたい」という気持ちが生まれにくいので、時間を上手く利用するのがおすすめです。
- 時間をセットして「○○分までに10個覚える」と時間制限を作りゲーム感覚で挑戦する
- 25分苦手な教科を勉強する+5分休憩のサイクルで勉強にメリハリをつける
- 「22時に寝る!それまでに出来るところまで進めよう!」とリミットを決めておく
時間制限や管理を行うことで集中力が保つことができます。
記憶力が悪い人の特徴
ここまで記憶力の良い人の特徴をお話してきましたが、逆に記憶力が悪い人にも特徴があります。
- どこか上の空なところがある
- 物事の視野が狭くなりがち
- ゴール設定が違っている
それぞれ説明していきます。
特徴①:「どこか上の空なところがある」
記憶力が悪い人は人の話を聞くときに他のことを考えていたり、別のことをしています。
聞いている気持ちでいても意識を向けていないので脳は覚えようといません。
ただテキストをペラペラをめくっているだけの状態で、テキストの内容を覚えられないのと一緒です。
キツネさん
特徴②:「物事の視野が狭くなりがち」
「早く覚えないと・・・」
「周りと比べて自分は記憶力がよくない」
などの焦りから視野が狭くなりがちです。焦りや不安は視野を狭くし集中力も低下させます。
「人間の脳は生存に関わること以外は、すぐに忘れてしまうもの」と割り切って、繰り返し復習することに意識を向けてください。
記憶力がいい人は、忘れた悔しさを利用して復習しています。脳は感情が伴う記憶はインパクトがあるので記憶がより定着しやすくなります。
特徴③:「ゴール設定が違っている」
「今日は何ページから何ページまで読もう!」
「この問題を3回繰り返そう!」
など意気込んで勉強しているケースでは勉強する行為が目的でゴールになっています。
記憶力がいい人は、勉強した先にやりたいことがあるという目的が明確にあります。
「このトレーニング本を読んで今日から睡眠の質を変えよう」と意識するなど、目的意識をしっかり持って勉強すると「集中力」や「記憶力」が高まります。
記憶力がいい人の性格と習慣
記憶力がいい人には性格や習慣に特徴があります。
- 感受性が豊か
- 読書する習慣がある
- 自分で考える習慣がある
- 普段から規則正しい生活ができている
- 目標を持っている
性格①:「感受性が豊か」
脳は「喜怒哀楽」という感情に反応します。
例えば、サプライズでお祝いの花束を貰い、とても感動する。
自分の為に一生懸命選んだというエピソードを話してくれて、初めて見る花の名前と花言葉を教えてもらう。
このような心から感動した思い出があれば、思い出と一緒に花の名前と花言葉も、一生忘れられないと思いませんか?
普段から感性を豊かに過ごしていると、記憶をつかさどっている「海馬」の近くにある「扁桃体」という喜怒哀楽に反応する箇所を刺激されれば記憶が強化されます。
「扁桃体」を活性化させることは記憶力をアップすることに繋がります。
時間をかけて勉強すれば必ず成績が上がるという訳ではありません。感性も豊かに生活をすることで効率が上がります。
参考:年を取っても記憶力がいい人と低下する人の差 | 雑学 | 東洋経済オンライン
性格②:「読書する習慣がある」
記憶力がいい人は読書する習慣があります。読書は知識が増えるだけではなく、脳にとても良い影響を与えます。
- 読書により脳内にニューロンが作られる
- 加齢による脳の認知力の低下を防ぐ
- 30分の読書でストレスレベルを低下させる
- 記憶力と集中力を向上させる
読書する習慣は「ストレス発散」や「記憶力」と「集中力」を高めるのにとても効果があります。
読書習慣がない人は自分が興味があるものからでもいいので始めていきましょう。
性格③:「自分で考える習慣がある」
学んだことや教わったことを自分の中で考える習慣があり、
実際に想像してイメージをしたり、紙に絵や図を書いて視覚化したり整理をします。
東大から弁護士になった経験があり「本物の勉強法」の著者 白川敬裕さんは
「実際の仕事や東大の入試試験問題などで問われるのは、暗記力や記憶力でなく思考力」と語られています。
自分で考えることで「記憶力」「理解力」「思考力」「応用力」が高まり、
記憶したものをしっかりと活かすこともできます。
参考:勉強が苦手でも、東大→弁護士。本物の勉強法「3つの力」とは? | 本物の勉強法 | ダイヤモンド・オンライン (diamond.jp)
性格④:「普段から規則正しい生活ができている」
寝不足だと脳が冴えず、本来もっている記憶力が発揮できません。
そして、脳や身体に必要な栄養が足りない場合も集中力が低下します。
筑波大学の教授 征矢 英昭さんによる研究で「10分間のペダリング運動後と10分間の座位安静後に記憶テストを実施。
簡単な問題は正解率に違いはなく、難しい問題は運動後に記憶テストをした場合の方が正解率は高い」という結果がでました。
記憶力がいい人は睡眠、栄養の摂れた食事、運動を上手に取り入れています。
いつもは規則正しい生活より勉強を優先にしていた方も
「今日から22時に寝よう」「朝ごはん習慣がないけれど、明日から食べよう」など
キツネさん
参考:短時間の軽運動で記憶力が高まる!~ヒトの海馬の記憶システムが活性化されることを初めて実証~|筑波大学
性格⑤:「目標をもっている」
記憶力のいい人は明確な目標をもっています。
それが原動力になり、「記憶力」と「集中力」が格段に上がります。
「○○大学へ合格して、こういう大学生活を送りたいな」
「○○大学なら、専門分野の勉強が出来る」
「将来はその分野の仕事について、こういう人の助けになりたい!」
勉強した先にある将来の自分を具体的に想像することで、目の前の勉強が楽しくなります。
記憶力がいい人から学ぶ!普段から記憶力を高める方法
記憶力がいい人は、効率よくインプットをしています。
ただ記憶力がいい人の性格や特徴の真似をしても効果はでません。
効果を発揮させるには順序がとても大切です。
より記憶力を高めて、あなたも記憶力がいい人の仲間入りをしましょう。
学ぶ楽しさや理解していく過程で面白さを見つける 興味や関心から目の前のことに集中する 覚えたことをイメージして人に説明できるか考える イメージできないことをさらに調べる 人に話したり、文字にしたり、アウトプットをする 記憶力がいい人を参考にして、本来もっている脳の力を発揮させましょう。 関連記事:【再現性あり】記憶力を上げる方法とは?|誰でもできる記憶向上テクニックを紹介! キツネさん 脳は寝ている間に記憶が定着します。 記憶力のいい人は睡眠を上手く利用しているため、一夜漬けはしません。 知能情報学部 准教授 前田多章さんによると、睡眠のメリットをこのように語られています。 つまり徹夜で勉強することは逆効果なんですね。 睡眠はしっかり摂って計画的に勉強することがおすすめです。 他にも短い睡眠は「集中力」と「体力」を回復させる効果があり、昼寝も効果的。起きた後もすぐに動きだせるベストな睡眠時間は10~20分です。 睡眠がいいからといって、睡眠を取りすぎないように注意しましょう。 参考:第1回 睡眠と記憶について|知っていますか?「勉強に効果てきめんな睡眠」の手に入れ方 (konan-u.ac.jp) 記憶力がいい人は「目標設定すること」を意識しています。 ただ勉強に時間を費やすだけでは記憶は定着しません。 目的意識をもつことで勉強する意味が生まれると「意志」が生まれます。そうすることで、自分の中では「学びたい」に変わります。 学びたくて勉強しているのと、やらなきゃいけないと勉強するのとでは、 「記憶力」と「集中力」が変わってくるのは目に見えていますよね! 今回ご紹介した内容はとても効果がありますので、ぜひ試してみてください。 もし実践してストレスを感じる方法は、あなたの記憶力によくありません。 ですが、すぐに辞めてしまうのはもったいないです。 「どうすれば自分は楽しんで出来るかな?」という視点で脳を刺激することを繰り返すことで記憶力をよくする習慣にできます。 ぜひ楽しみながら、試してみてください。 どうしても記憶力が上がらない...という人には、記憶術を試してみるのもおすすめです。 「記憶術」と聞くと少し怪しいイメージや、小手先のテクニックのイメージを持つ方もいるかも知れません。 しかし、人間が何かを記憶する際には決まった法則があり、その法則を1つずつ紐解いて、最適化された方法が記憶術です。 つまり、怪しい妖術ではなく、科学的に裏打ちされた記憶力をアップさせる方法が「記憶術」なのです。 吉永式記憶術では、期間限定で無料動画教材を公開しています。 無料動画だけでもかなり勉強になるので、「記憶力を少しでも上げたい」と思っている人は見てみてください。 キツネさん Wonder Educationでは、誰でも記憶力を高められる記憶術講座を提供しています。再現性の高い指導で、記憶力向上とそれによる目的の達成をサポートしていますので、ご興味のある方はぜひ気軽にお問い合わせください。 記憶術のスクールなら株式会社Wonder Education 株式会社Wonder Education 代表取締役 Wonder Educationは関わっていただいた全ての方に驚愕の脳力開発を体験していただき、 学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?【効果あり】記憶力がいい人の睡眠方法
まとめ:記憶力いい人が意識していること
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