神経衰弱で勝つコツを解説!誰でも強くなれる練習方法を紹介!

キツネさん

神経衰弱で勝ちたいんだけど、勝つためのコツってあるのかな?

神経衰弱はカードゲームの中でも有名なゲームです。

たくさんのカードを覚えていくのは、文字通り神経が衰弱するような感覚すら覚えます。

なにか特殊な能力でもないかぎり、神経衰弱で強くなるなんて不可能だと思いますよね?

しかし、神経衰弱に勝つためのコツさえ身につければ、あなたも神経衰弱が強くなります。

結論から言うと、神経衰弱で勝つためのコツは「ストーリー法」を使うことです。

今回の記事では「ストーリー法とはなにか?」「練習方法」「実践方法や戦略」「神経衰弱の練習ができるサイト」について詳しく解説していきます。

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なお、記憶力の上げ方については記憶力を上げる方法とは?|誰でもできる記憶向上テクニックを紹介の記事で解説しているので、あわせてご覧ください。

神経衰弱に勝つコツをまずは動画でチェック!

ご覧いただいたように、神経衰弱で勝つためのコツは「ストーリー法」という記憶術を使いこなすことです。

では、動画の内容をもとに「ストーリー法」について詳しく解説していきましょう。

ずばり神経衰弱で勝つコツは「ストーリー法」にあり

神経衰弱は「記憶するゲーム」ですので、記憶術を駆使しなければ勝てないのは想像に難くないはずです。

場所法という記憶術を使う方もいますが、難易度が高くなりますので、初めての方でも比較的練習しやすいストーリー法から始めていきましょう。

ストーリー法とは

ストーリー法とは、覚えたい単語や数字などをストーリー(物語)として記憶していく方法です。

不規則な数字だけの羅列を覚えようとしても、少しの数字しか覚えられないうえに、長くは覚えていられません。

数字や単語をもとにして自分なりのストーリーを作っていくことが、多くの数字を覚えるコツです。

例えば「サングラス」「ランドセル」「アイロン」を覚える場合は「サングラスをしたランドセルがアイロンをかけている」といった具合にストーリーをイメージします。

思い描くストーリーは自由で、現実的ではないストーリーでも構いません。

キツネさん

擬人化したり誇張したほうがインパクトがあって覚えやすいです。

数字さえ覚えればOK!マークは無視

神経衰弱は数字だけを合わせるゲームですので、マークは無視してしまうのも勝つためのコツです。

覚えるのは数字だけと割り切ってしまえばリラックスでき、集中力も上がります。

マークや色といった余計な情報に気を取られず、とにかく数字に集中しましょう。

情報量を少なくして必要な情報だけに絞るのも、記憶力を向上させるコツです。

神経衰弱でストーリー法を実践するための練習法

動画をご覧いただいたあなたなら、神経衰弱で勝つためのコツとして、ストーリー法が有効的なのはご理解いただけたことでしょう。

しかし、いきなり本番でストーリー法を実践しようとしても、思うようにできない人の方が多いはずです。

神経衰弱でストーリー法を実践するためには、3つのポイントを踏まえて練習しましょう。

  1. 数字からモノを連想する
  2. 並び順でストーリーをつくり覚える
  3. 左上から順番に思い出しめくっていく

ポイントをおさえて練習することが、早くストーリー法を身につけるコツです。

1. 数字からモノを連想する

まずは、数字から動物や人物、モノなどを連想する練習から始めましょう。

1なら「い」や「ひ」のように、語呂合わせの感覚で連想するのがコツです。

8→歯ブラシ、6→ロケット、A(1)→石、3→砂糖、Q→お姫様

ほかの数字も、同じ要領でモノに変換していってください。

ただし、同じ数字に対して同じモノを連想するとカードの位置がわかりづらくなってしまうので注意が必要です。

ひとつの数字から複数のモノが連想できるように、引き出しを増やしていきましょう。

2. 並び順でストーリーをつくり覚える

横に並んだ数字で、連想したモノを使って左から順番にストーリーを作っていきます。

思い描くストーリーは深く考えすぎず、直感的に頭の中でイメージするのがコツです。

歯ブラシがロケットに刺さって、倒れたところに石があって、石が弾んで砂糖の山に突っ込んで、砂糖をお姫様がなめた。

先にも述べたように、少しくらい現実離れしているほうがインパクトがあって覚えやすいです。

また、ストーリーの起点となる自分から見て左端のカードも、上から順番に語呂合わせやストーリーを作っておくことが神経衰弱で勝つためのコツと言えるでしょう。

3. 左上から順番に思い出しめくっていく

左上からストーリーを作って覚えていったので、左上から順番にカードをめくっていくことが、覚えたカードを思い出すコツです。

ルールがない練習であれば、覚えた順にめくったほうが楽に思い出せます。

1枚目を左上からめくっていくと全体のストーリーを崩さないので、2枚目を探すときにも思い出しやすくなります。

慣れてきたら1枚目もランダムでめくって、難易度を上げていくのもいいかもしれませんね。

キツネさん

最初は焦らず、ストーリーの順番どおりにめくって練習していきましょう。

ストーリー法を本番で実践する場合の注意点

ストーリー法の練習を積んだからといって、そのまま本番にのぞんでも思い通りにはいきません。

本番でストーリー法を実践する前に、注意しておきたいポイントが2つあります。

  • 練習のようにいっきに覚えることができない
  • 枚数が少なくなると難しくなる

練習と本番は違うので、注意点をしっかりおさえておきましょう。

練習のようにいっきに覚えることができない

神経衰弱をやったことがある方なら誰でも知っていることですが、神経衰弱をスタートする段階では、全てのカードを裏向きにして並べます。

当然、練習のように表向きのカードを覚える時間はありません。

本番では、ゲームが進行して表を向いたカードから順番に覚えていくことになります。

めくられたカードの数字からモノを連想して、それらを組み合わせてストーリーを作るという作業を、新たなカードがめくられるたびに繰り返していかなければなりません。

枚数が少なくなると難しくなる

覚えるカードが増えていく序盤は、ストーリーを作り上げていくフェーズです。

しかし、当然ながらゲームが進むにつれてカードは減っていきます。

つまり、せっかく作ったストーリーが崩壊していくということです。

ストーリーから登場人物(モノ)が減っていくと、残ったカードで新たなストーリーを再構築しなければなりません。

キツネさん

カードが減るたびに、瞬時にストーリーを作り直すのは、慣れるまでは大変ですね。

ストーリー法で覚えるためのコツと戦略

では、ストーリー法の練習を本番でも生かすためには、どうすればいいのでしょうか?

実は、神経衰弱のゲーム本番でもストーリー法で覚えるためのコツが3つあります。

  • 同一の数字は別のモノで連想する
  • ゆっくり・正確に・丁寧にやる
  • 最初は覚えるエリアを限定しても良い

これら3つのコツをおさえて数稽古をこなしていけば、刻々と状況が変化するゲーム本番でも、カードをストーリー法で覚えられるようになります。

1. 同一の数字は別のモノで連想する

52枚のカードのうち同じ数字が必ず4枚あるので、同じ数字を同じモノで連想すると、ストーリーが混乱してしまいます。

例えば、8を歯ブラシと連想した場合だと、歯ブラシが登場するストーリーが4つあることになるので、結局どのストーリーに登場した歯ブラシかわからなくなり、カードの位置情報が思い出せません。

4枚すべてを別のモノで連想することは、カードの位置情報を混乱させないコツです。

キツネさん

各数字で4パターン用意しておけばいいので、少しずつパターンを増やしていきましょう。

2. ゆっくり・正確に・丁寧にやる

ありがたいことに神経衰弱のルールには時間制限がありません。

そもそもめくったカードをひとつずつ覚えていくので、焦らなくてもいいのが神経衰弱のいいところです。

少なくともストーリー法は

  1. 数字からモノを連想
  2. 連想したモノでストーリーを作る

という2つの行程が必要ですので、早くできるものではありません。

ゆっくりでいいので、1枚ずつ正確に、丁寧に覚えることを意識することが神経衰弱で勝つためのコツです。

焦れば焦るほど、集中力や記憶力は低下してしまいます。

3. 最初は覚えるエリアを限定しても良い

神経衰弱で使用するトランプはジョーカーを除いた52枚です。

縦が4枚、横は13枚ですので、並べると広い面積になります。

しかも、本番では左から順番にめくっていくわけではないので、カードを数枚飛ばしで覚えていくことになります。

覚えたカードの間に裏向きのカードがたくさんあるほど、あとからストーリーに追加しなければならないカードも増えるので、ストーリー法の難易度も上がっていきます。

カードを覚えやすくするコツは、エリア分けです。

縦4枚×横3枚のエリアを3つと、縦4枚×横4枚のエリアを1つといったように、4つのエリアに分けて考えます。

さらに、最初のうちは1エリアだけに絞るのがコツです。

キツネさん

神経衰弱で勝つために、52枚全部を覚える必要はありません。

覚える以外に神経衰弱に勝つために知っておきたいこと

神経衰弱で勝つためのコツは、ただやみくもにカードを記憶することではありません。

効率よく記憶するために、知っておきたいポイントが2つあります。

  • 14組獲得すれば勝てる
  • 15枚目をめくれる順番が有利

戦略を理解しておくことは、神経衰弱で勝つための大切なコツです。

14組獲得すれば勝てる

神経衰弱で使用するトランプは52枚ですので、場には26組のペアがあるということになります。

26組のうち半分以上の14組を獲得すれば、必然的にあなたの勝利は確定します。

つまり、全体の27%を覚えれば勝てるということです。

ちなみに、プレイヤー数は影響しません。

例えば、プレイヤー数が3人の場合、計算上では「26÷3=8.6667」で、9組獲得したプレイヤーが勝つことになります。

しかし、実際のプレイは3人が同じペースでペアを獲得していくわけではないので、勝利を確定するためには過半数のペアが必要です。

15枚目をめくれる順番が有利

先にもお伝えしたように、場には26組のペアがあります。

もし、仮にスタートから1組もペアを作れなかった場合でも、15枚目はほぼ間違いなく既出の数字が出てきます。

最初に15枚目を引ける順番を選べば、少なくとも1ペアは確定するので、ほかのプレイヤーよりも一歩リードした状態でのスタートです。

【プレイヤー数別】15枚目を引ける順番
2人:先攻
3人:3番目
4人:3番目
5人:5番目
6人:3番目

キツネさん

順番決めがじゃんけんだと狙った順番をとるのは難しいですが、可能な限り15枚目を引ける順番をとることが神経衰弱で勝つためのコツです。

神経衰弱の練習ができるサイト

では、ここで神経衰弱の練習ができるサイトを2つご紹介いたします。

  • ゲームのつぼ
  • 防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

練習とはいえ何度もトランプを並べるのは手間ですので、ネット上で練習できるサイトを有効活用して、神経衰弱で勝てるコツをつかんでください。

ゲームのつぼ


参照:ゲームのつぼ

シンプルな画面でわかりやすい神経衰弱です。

シンプルながらも、3段階のレベル設定(初級、中級、上級)ができるので、あなたのレベルに合わせて練習できます。

また、部屋番号を設定すればオンライン対戦も可能です。

しかも、コンピューターとの対戦だけでなく対人戦もできるので、手元にトランプがなくても家族や友人と神経衰弱がプレイできます。

防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

参照:防衛省 [JASDF] 航空自衛隊

意外なところですが、航空自衛隊の公式サイトでも神経衰弱のゲームがプレイできます。

ただし、航空自衛隊だけに、トランプではなく航空機の画像を組み合わせていく神経衰弱です。

ストーリー法を用いた神経衰弱の攻略法は、数字をイメージとして記憶するのがコツですので、画像イメージを記憶する練習にオススメです。

まとめ

神経衰弱で勝つためのコツは、ストーリー法でカードを記憶することです。

ストーリー法は、数字からモノを連想し、ストーリーを作って記憶していく記憶術で、初めての方でも練習さえすればできるようになります。

しかし、いざ本番で実践しようとしても最初はうまくいかないかもしれません。

そんな時は、ゆっくり正確にカードを覚えることを意識してみましょう。

また、場のカードすべてを覚えようとせず、エリア分けして覚えるエリアを限定するのも神経衰弱で勝つためのコツです。

神経衰弱は14組を獲得すれば勝てるゲームですので、52枚すべてのカードを覚える必要はありません。

神経衰弱の練習ができるサイトもありますので、休憩時間などを利用してコツコツ練習してみてください。

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監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Wonder Education 代表取締役

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