キツネさん
勉強をしている時に集中をしようと思っても、すぐにスマホに手が伸びて勉強が中断してしまう……なんてことはよくある話です。
私も勉強や仕事に集中できずに、スマホで動画を1時間以上見てしまうことも一度や二度ではありません。
しかし、集中力を上げるためには道具やテクニックを使うと効果があると知り、実践したところ集中できるようになりました。
本記事では、私が実際に使用した集中力を維持するための道具やツール、テクニックを紹介します。
手軽に取り入れられるものばかりですので、すぐに勉強や仕事が捗るようになるはずです。
もくじ
集中力を維持する・仕事が捗るグッズ5選
集中力を維持するためには、道具やグッズを導入すると効果的です。
今回紹介する集中力を維持するグッズは以下の5つになります。
- 桐灰 あずきのチカラ 目もと用
- ノイズキャンセリングイヤホン
- ブドウ糖
- 椅子
- タイマー
これらのツールは購入しなければなりませんが、お金を払う価値は十分あります。
それぞれの詳しい効果を紹介します。
桐灰 あずきのチカラ 目もと用
参照:あずきのチカラ 目もと用 – 製品情報 – 小林製薬株式会社
勉強や仕事をするためには、必ず目を使わなければなりません。
しかし目に疲労があると、集中力は落ちてしまいます。
そんなときは、「桐灰あずきのチカラ目もと用」を使って、目を温めてあげましょう。
温めることで、血行が良くなり、目の周りの筋肉がほぐれて、疲労が回復します。
勉強の合間や寝る前に目を温めるのが効果的です。
ノイズキャンセリングイヤホン
勉強や仕事をしていると、周囲の音が気になって集中が切れてしまうこともよくあります。
一度切れてしまった集中を取り戻すには時間が掛かります。
そこで、ノイズキャンセリングイヤホンを装着すると良いです。
ノイズキャンセリングイヤホンは、周囲の雑音を打ち消して、耳からの無駄な情報をシャットアウトしてくれます。
注意しなければならないのは、歌詞のある音楽を聴かないことです。歌詞のある音楽は集中が音楽に傾いてしまうからです。
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
関連記事:音楽で記憶力が上がるはホント?みんなが聴いている効果のあるジャンルも紹介
ブドウ糖
集中する上で脳の栄養補給は欠かせません。
勉強した内容を記憶したり、計算したりと勉強や仕事中は脳が活発に働きます。
脳が栄養不足になり、活動が鈍くならないためにもブドウ糖を補給しなければなりません。
勉強の合間にチョコレートや飴を舐めるなどでブドウ糖は摂取できます。
注意しなければならないのが、食べ過ぎです。
逆にブドウ糖を多く摂取し過ぎると、消化活動が活発になり、眠くなってしまいます。
椅子
集中力を持続させるためには、勉強している時の姿勢も大事です。
良い姿勢を保つためには、椅子の形状や材質が重要になります。
集中力を高める椅子を選ぶポイントは以下の4つです。
- 深く座っても足裏全体が床につく
- 背もたれが背骨に合わせてS状になっている
- 座面が硬すぎない
- 肘掛けがついている
股関節と膝関節、足関節が90度を保てる椅子が理想です。
座面が硬すぎるとお尻や腰が痛くなります。
座面の高さを調節できる椅子だと、自分の体型に合わせやすいのでおすすめです。
タイマー
勉強に集中するために、タイマーを使用してみてください。
後述しますが、ポモドーロ・テクニックを使用する時にはタイマーはとても役に立ちます。
さらに、タイマーで集中力を維持できる時間を測っておけば、作業と休憩のバランスを取りやすくなります。
キツネさん
スマホを使ってタイマーの代わりにすることはおすすめしません。タイマーを設定するためにスマホを触ってしまうと、SNSなどの他の誘惑に負けてしまうからです。
集中力をサポートするwebツール/機能3選
集中力を上げる効果があるのは、「モノ」だけではありません。
パソコンを使って仕事や勉強をしている人は、Webツールを活用することで、集中を持続できるようになります。
ここでは、無料で使えるWebツールを2つとスマホの機能1つを紹介します。
無料ですぐに取り入れることができるので、試してみて集中力を手に入れましょう。
1. Chrome拡張機能「BlockSite」
参照:BlockSite-集中力を保ち、時間を管理する – Chrome ウェブストア
Chrome拡張機能の「BlockSite」は、勉強や仕事の邪魔になるようなサイトを一時的に閲覧できないように設定するツールです。
SNSやYouTube、Netflixなど、集中の妨げになるようなWebサイトを「BlockSite」に登録して、閲覧を制限します。
閲覧しようとすると、上の画像のようにアクセスをブロックされます。
制限する時間も設定できるので、勉強や仕事中だけ、設定をかけられるのも魅力の一つです。
また、閲覧を制限した時間など過去を振り返って確認できるため、集中した時間が可視化されます。
キツネさん
2. Coffitivity
参照:Coffitivity
人は勉強や仕事をする時に、無音よりも軽い雑音が聞こえた方が集中力が上がると言われています。
理由としては、雑音の中に含まれる1/fゆらぎ音が、集中している時に見られる脳波「α波」を出現させるからです。
池田妙子氏によると、1/fゆらぎに近い音ほど、課題遂行への集中が進んだとのことです。
Coffitivityは、カフェや大学内など、1/fゆらぎを含む雑音をバックグラウンドで聴くことができます。
ネット上でConffitivityを立ち上げて、再生するだけで集中力を上げられます。イヤホンを使うと、さらに効果を得られるかもしれません。
Coffitivityのサイトはこちら
3. iPhone「集中モード」/Android「フォーカスモード」
参照:iPhoneで集中モードを設定する – Apple サポート (日本)
勉強に集中したいのに、一度スマホを触ってしまうと時間を忘れてしまいます。
それを防ぐためにスマホの便利な機能を使って、気にならないように設定することができます。
iPhoneであれば「集中モード」、Androidであれば「フォーカスモード」で設定可能です。
iPhone「集中モード」やAndroid「フォーカスモード」は、スマホの通知や使用できるアプリを制限してくれる機能です。
特定のアプリの使用を制限して、緊急時の連絡以外の通知をオフに設定できます。
LINEやChatWorkなどの通知によって、集中を妨げられることがぐっと減ります。
生産性を上げる神ツール「ポモドーロ・テクニック」とは?
「ポモドーロ・テクニック」は、作家であるフランチェスコ・シリロが1990年に発案した、時間管理術の一つです。
ポモドーロとはイタリア語でトマトを指します。
ここでは、ポモドーロ・テクニックのやり方や必要なもの、注意点を解説します。
ポモドーロ・テクニックを習得すると、集中力が飛躍的に上がるとともに、効率よく勉強や仕事に取り組めるようになります。
ポモドーロ・テクニックのやり方
ポモドーロ・テクニックの手順は下記の4ステップです。
- 完遂させたいタスクを決める
- 25分間を1クールとして、タイマーをセット
- 5分の休憩を挟む
- 4クールを1セットとして終了
1クール25分間として、間で5分の休憩を挟みます。
25分間以上の集中が可能だとしても、必ず休憩に入ります。
途中で無理矢理終わらせることで、次のクールに入るときに、さらに集中できます。
4クールが1セットですが、集中が続く限り、1日に何セットしても構いません。
ポモドーロ・テクニックに必要なもの
ポモドーロ・テクニックを実行するために必要なものは、タイマーだけです。
キッチンタイマーでも良いですが、作業の25分を設定して、終わったら休憩の5分を設定しなければならないため手間がかかります。
そのため、Webツールの使用をおすすめします。
おすすめのWebツールは以下の3つです。
スマホアプリにもポモドーロ・テクニックをサポートしてくれるものがありますが、スマホを使用するとSNSなどの誘惑があるためおすすめしません。
ポモドーロ・テクニックの注意点
ポモドーロ・テクニックは、誰でも簡単に実践できる集中力管理術です。
しかし、注意しなければならない点もあります。
- 1クールの作業は一つのタスクにする
- 休憩中にスマホは触らない
- 作業の途中でも必ず休憩に入る
この中でもスマホを触らないことが特に重要です。
スマホは一度触れてしまうと、タスクに戻ることが難しくなります。
集中するためには準備が重要
集中力を維持するための道具やツール、テクニックを紹介しましたが、勉強や仕事に集中する前の準備も重要です。
以下の3つを作業前に意識するだけで、集中力を簡単に維持できます。
実際に取り入れて、体験してみてください。
環境を整える
勉強に集中したいときは、まず環境を整えます。
環境が整っていないと、どんなに集中していても、簡単に注意が逸れてしまいます。
例えば、以下のような環境は要注意です。
- スマホが近くにあり、通知がオン
- テレビがすぐに見られる状態
- ベッドや布団が近い
スマホやテレビは誘惑が強く、集中の妨げになります。
また少しの休憩のつもりでベッドに入り、何時間も寝てしまった経験がある人も少なくないはずです。
集中力を維持するためには、事前に環境を整えることに時間をかけるようにしましょう。
作業の計画を立てる
作業を始める前に、計画を立てることから始めましょう。
闇雲に勉強や仕事を始めても、どれから手をつけていいかわからなくなります。
例えば勉強を始める前には、英語の教科書を10ページ目まで終わらせるなどの具体的な目標を立てると計画通りに進みやすくなります。
1日の作業計画がうまく立てられるようになったら、1週間の作業計画を立ててみてください。
少しずつ期間を伸ばしていくことで、勉強や仕事がどんどん捗るようになります。
体調管理も重要
集中力を維持するためには、体調管理は欠かせません。
脳が働かなければ、集中などもってのほかです。
例えば、睡眠不足が挙げられます。
睡眠が不足すると、脳が休まる時間がなく常に疲労している状態のため、どんなに作業に集中しようとしても、脳が働いてくれません。
睡眠や食事、適度な運動で体調を管理することも、集中するために必要不可欠です。
まとめ
集中力は気合いだけでは維持できません。
本記事で紹介したツールや道具を使うだけで、今までよりも確実に集中力を維持できるので、一つずつでも試してみてください。
紹介したツールやテクニックの中でも、ポモドーロ・テクニックは集中できるようになるだけでなく、作業にメリハリを付けることができるので特におすすめです。
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