「資格勉強がつまらなくて続けられない」
「勉強する気が起きず、ぜんぜん頭に入ってこない」
このようなことでお困りですか?資格は社会人になると仕事上取ることが必須だったり、昇格するための条件であることもあります。
試験日まで時間がないのに、続けるのがしんどい方も多いのではないでしょうか。結果的にストレスに感じてしまう方も多いのも事実です。
この記事では”資格勉強がつまらない、続かなくてつらい”と感じている方に向けて、資格勉強が続かないときの対処法やモチベーション維持のコツを紹介します。ぜひ参考にしてください。
「自分に自信が持てず、常に不安」
「人の顔と名前が覚えられない」
「資格試験に合格したい」
「英単語が全然覚えられない」
「本の内容をすぐ忘れる」
それ、記憶術で解決できます!
講師プロフィール
日本一の記憶博士
吉永 賢一
偏差値93
東京大学理科3類合格
IQ180を持つメンサ会員
講師歴32年、元家庭教師で15,000人以上に指導
記憶力ギネス世界新記録保持者という業界随一の肩書を持つ記憶術講師
書籍出版や雑誌掲載多数!
もくじ
資格勉強はなぜ続かない?
資格勉強が続かない理由は、試験取得に対する考え方や取り組み方が原因かもしれません。ここでは、試験勉強が続かない理由について解説します。
- お金をかけていない
- 忙しくてじっくり勉強する時間が取れない
- 受かることだけが目的になっていてやる気がわかない
順番に見ていきましょう。
受かることだけが目的になっていてやる気がわかない
資格に受かることだけを考え、短期的に手に入ることだけを考えていませんか?しかしそれでは学習自体に意味を見出せず、つまらなくなってしまう場合があります。
資格はその分野に詳しい知識を持っていることの証明になりますが、受かること自体を目的としてしまうと実現できる未来に焦点を当てづらくなります。その結果、全くやる気がわかなくなることに繋がりやすいです。
逆にいえば資格取得を通して”自分がどうなりたいか”が決まると、やる気が出る可能性があります。
例えば仕事の業務上ファイナンシャルプランナーの資格取得が必要になる場合を考えてみてください。
資格取得を通して金融の知識がつけば、結婚や出産、住宅の購入などライフステージの変化において控除できる税金の知識が分かります。
その結果、支出の流れが分かるので将来の見通しが立てやすくなりますね。
このように資格取得を通して”将来どのような風に役立つのか”を詳しく考えたり、実現できる未来に思いをはせてみましょう。
”会社に資格勉強をやらされている”と思わないことが大切です。
忙しくてじっくり勉強する時間が取れない
忙しくてじっくりと勉強する時間が取れてないことも理由として考えられます。仕事や家事に追われ帰宅後や休日は疲れてしまい、勉強に取り組む時間がないと感じている方も多いのではないでしょうか。
毎日やるべきことに追われていると、限られた時間の中でいかに勉強時間を捻出するか悩みますよね。
まずは自分の一日のスケジュールの中で、時間ごとに自分のしている行動を「見える化」してみるのがオススメです。まず、1日の中でどこに時間を充てられるかを把握しましょう。
紙やワードに書き出してみるといかがでしょうか?おそらく、ほとんど勉強する時間がないと思います。
そこで注目したいのが”ながら学習”です。
例えば、車で通勤している人を例に見ていきます。
勉強内容をスマートフォンでメモ帳して、音声の読み上げ機能を使って車内で流す |
電子書籍を購入して文章を音声で流す |
机に向かわなくても勉強できる内容には”ながら勉強”を充ててみましょう。家事しながらでも同様のことができます。
お金をかけていない
お金をかけていないからこそ、試験に落ちることに全く抵抗がなくなっている方も多いのではないでしょうか?
取得する資格によっては、アプリや動画など学習するための教材が無料で手に入る場合がありますよね。企業によっては会社から教材が支給されると思います。
しかし無料の教材のみだと”やらなくては”という焦りが生まれにくい一面もあります。身銭を切って自分でお金をかけた事実が、”絶対に合格したい”という気持ちを生み出すこともあるでしょう。
少額でも良いのでお金を使ってみると、結果が変わってくることもあると思います。
資格勉強が辛いと感じたら?
資格勉強の継続が難しい方も多いと思います。ここでは資格勉強のしんどさやストレスをやわらげ、乗り越えるための方法を紹介します。
- スケジュールにメリハリをつけてしんどいと思う前に休みを取る
- ストレスを感じていることや不安な気持ちを紙に書きだす
- 何ができるようになったかを見える化して成長を実感する
スケジュールにメリハリをつけてしんどいと思う前に休みを取る
資格勉強が辛いと感じるときは、脳が疲れて心身を消耗してしまっている可能性があります。
やる気や感情を司る前頭葉が疲れていると、同じ思考がぐるぐるとめぐる反芻思考と呼ばれる現象が起こりやすく、脳のエネルギーを大量に消費します。
資格勉強が辛いと感じてしまってしんどくなったら、一度休みを取りましょう。学習する時間としない時間でメリハリをつけ、休息を意図的に作ることが大切です。
休みは趣味や好きなことに没頭しますので、目の前のこと以外を考える暇がなくなります言い換えれば脳のエネルギーを過剰に消費せず、ゆっくりと休ませることが可能です。
また、運動やマインドフルネスも効果的と言われています。勉強に集中する日とリフレッシュする日をしっかりと分けて、けじめある生活を意識してみましょう。
ストレスを感じていることや不安な気持ちを紙に書きだす
資格勉強が辛く感じストレスが溜まっているときは、その不安や思いを紙に書き出してみてください。実際にネガティブな感情を包み隠さず紙に書き出すと、不安が減るということが分かっています。
不安な気持ちをひたすら紙に書き留めるうちに、徐々に自然と気持ちが落ち着いてくるのを感じられるでしょう。
紙に書かれた内容を見ることで、”自分はこんなことを感じていたんだ”と知ることができます。
何ができるようになったかを見える化して成長を実感する
自分がやったことやできるようになったことを見える化して、成長や進歩を実感してみるのもオススメです。
”きちんと知識を吸収できている”という成果が目に見えないと、成長実感がなくストレスが溜まっていく可能性があります。
1日の中で何をやったか、ノートに書いてみましょう。5分程度で終わりますし、改めて見ることで何をしたかを俯瞰することが可能です。
どこまで出来るようになったかを可視化することで、辛さを和らげることもあるでしょう。
続かない時の対処法は?
資格勉強がつまらないと感じて続かないときには、普段とは異なる環境や生活リズムを整えることで解消できる場合があります。ここでは資格勉強が継続できないときに、実践したい対策方法を解説します。
- 意志力を勉強時間にとっておく
- いつでも手の届く位置に勉強道具を置く
- 自分の能力を信じる
- 一人で頑張らず仲間を見つける
順番に見ていきましょう。
意志力を勉強時間にとっておく
意志力とは、文字通り何かをするときに意志を持って行う力のことです。例えば”朝早く起きてウォーキングをしよう”と考え実行した場合、あなたの意志力が働いているからです。
この意志力は、一日の中で使える量に限りがあります。つまり効率的な取捨選択をすれば、資格勉強がどうしても続けられないという事態を避けることができるでしょう。
例えば、ある研究では実験協力者に愉快な映画を見せて「笑ってはいけない」と指示しました。そのあと、難しい語句のつづりに関するテストを受けさせました。
この結果、作業前に何であれ意志力を使ってしまうとテスト結果が低下することがわかりました。言い換えれば、”映画を見て笑わない様にしよう”と考え実行した結果、テストの結果が悪くなったということです。
したがって何か意志を持って行う必要がある時は、資格勉強の後に行ってみてはいかがでしょうか。意志力を使い果たして、良いパフォーマンスが出ないという事態を避けられます。
いつでも手の届く位置に勉強道具を置く
問題集を持ち歩いたり近くに置くことで、勉強にとりかかるハードルを下げられます。アイスクリーム容器にふたをしておくだけで、消費が半分に減った研究結果も出ています。
これは悪い習慣を断ち切る例ですが、逆に言い換えると何かを習慣づけたいならば、そのために必要なものを手の届くところに置いておけば良いと言うことです。
勉強が継続できないと悩んでいる人は、すぐに手に届く位置に勉強道具を置いてみましょう。反対に手の届きにくい場所に誘惑になる対象物を置くことで、悪い習慣を断つことが出来るでしょう。
モチベーションや気力を確保するには?
資格勉強にモチベーションや気力があれば、ストレスを感じることなく楽に続けられますよね。ここでは、モチベーションや気力を確保するための方法を解説します。
- 運動する
- 自分の能力を信じる
- 一人で頑張らず仲間を見つける
運動する
資格勉強が”つまらない、めんどくさくてやる気が起きない”と思ったら運動してみるのがおすすめです。運動をすることでノルアドレナリンやアドレナリンという脳内物質が分泌されます。
ノルアドレナリン | やる気や注意深さ、集中力に関係する成分 |
アドレナリン | 意欲や活力、集中力、意思決定などに関わる成分 |
これらの効果は運動を終えた後に感じられることがほとんどで、効果は1〜数時間続くと言われているのが通説です。資格勉強の合間に運動を交えてみましょう。
しかしモチベーションを上げるには、すぐに効果が表れるわけではないとの説もあります。できればランニングやサイクリングなどの有酸素運動を週に3〜4回を三週間以上続けてみると良いでしょう。
自分の能力を信じる
自分の能力を信じることは、モチベーションを上げるために大切です。自分の能力を信じている人はその目標に向かって努力できるため、自分を信じていない人たちと比べて結果が出ることも多いです。
実際に心理学教授のデュエックらにより実施された調査によると、”自分が成長できる”と信じている子供の学業成績は上昇したとのことです。逆に自分の能力はもともと決まっていると考えた子供は、平均点はほとんど変化しなかったそうです。
資格勉強でも”どうせ頑張っても自分の力には限界がある”と思っている人は、自分の限界にとらわれているのかもしれません。
しっかりと自信を持って能力の可能性を信じることで、モチベーションも自然と湧いてくるのではないでしょうか。
一人で頑張らず仲間を見つける
試験に受かるために、一人で机に向かって勉強する時間を増やそうと考える人は多いと思います。家族や友人との交流も避けて、資格勉強に熱中する人もいるかもしれません。
しかし、モチベーションや気力を保つ上では周囲と交流をし、絆を作ることも重要です。周囲の人がいるからこそ、頑張れるということもよく聞く話です。
あまり一匹狼になりすぎないでください。
例えば友達とおしゃべりしてリフレッシュする時間を作ったり、同じ志を持つ資格取得を目指す仲間と勉強会を開いたりすると良いと思います。
資格勉強が頭に入らない、理解出来ない時に楽しむ方法を紹介!
資格勉強が頭に入らない、理解できないと感じた時の対処法を紹介します。
脳を休ませる
勉強に集中したいときに内容がスムーズに理解できず悩む人は、過剰に情報をインプットしている可能性があります。意図的に脳を休ませることで、リフレッシュすることが可能です。
例えば脳を休ませリフレッシュするには、次の方法がおすすめです。
- 瞑想をする
- 20分程度の昼寝をする
- ウォーキングやランニングなど、身体を動かす
- サウナに入る
脳が疲れると雑念が湧いて勉強に集中しづらくなる可能性もありますので、意識的に脳を休ませるといいでしょう。
勉強中に雑念が湧いてしまう人は、こちらの記事も参考にしてみてください。
いつもとは違う場所や環境で勉強してみる
資格勉強の内容が全く頭に入らないときは、いつもと違う場所や環境で勉強してみるのがおすすめです。1日の人間の集中力には限りがありますので、定期的に気分転換をした方が良いでしょう。
同じ場所に1日いると集中力も切れますので、小まめに場所を変えてみてください。
自宅だけでなくカフェや図書館に行ってみる、など勉強する場所にバリエーションを加えてみるとモチベーションが維持できるケースもございます。
勉強方法を変えてみる
資格勉強の内容が頭に入らないと感じるなら、勉強方法を変えるのもオススメです。先ほどは勉強の環境を変えると言いましたが、場所だけを指しているのではありません。
例えば以下の要素も環境の変化に含まれます。
- いつもPCでメモを取っている方は手でメモしてみる
- 新しいノートを使用してみる
- 覚えたことをもう一度ノートに書き写して整理する
- 暗記カードを使って覚える
環境を変えるのが重要で、その内容は何でも良いという学者もいるくらいです。勉強方法にバリエーションをつけることも用語を覚えやすくするなど、学習効率を促す方法と言われています。
とはいっても暗記力そのものに自信がないので、内容を全然覚えられないとお悩みの方もいると思います。
そこで本気で暗記力をアップさせたい方におすすめなのが、吉永式記憶術です。吉永式記憶術とは、吉永賢一氏が開発した「イメージ連結法」をもとにした記憶術です。
- 資格勉強に捻出できる時間がどうしても限られていて効率のよい暗記方法を探している
- 本気で資格取得を目指している
上記に該当する方こちらから詳細を確認してみてください。
「自分に自信が持てず、常に不安」
「人の顔と名前が覚えられない」
「資格試験に合格したい」
「英単語が全然覚えられない」
「本の内容をすぐ忘れる」
それ、記憶術で解決できます!
講師プロフィール
日本一の記憶博士
吉永 賢一
偏差値93
東京大学理科3類合格
IQ180を持つメンサ会員
講師歴32年、元家庭教師で15,000人以上に指導
記憶力ギネス世界新記録保持者という業界随一の肩書を持つ記憶術講師
書籍出版や雑誌掲載多数!
まとめ
この記事では”資格勉強がつまらない、続かない”と感じている学生や社会人の方に向けて、原因や辛さをやわらげる方法や知識を頭に入りやすくするための方法を紹介しました。
資格勉強はひたすら同じ場所や環境、やり方で勉強していると単調でつまらなく感じることもあるでしょう。メリハリをつけて様々な対処法を取り入れることで、日ごろの勉強に変化を持たせることが重要です。
また学習を継続するために一番大切なのは、学び自体を楽しむことです。
知識がつき資格が取れることで、どのような未来が待っているかワクワクすると思います。ぜひ実践してみてください。
参照
稲村脳神経外科クリニック『脳について』
久賀谷 亮(2016年)「「世界のエリートがやっている 最高の休息法――「脳科学×瞑想」で集中力が高まる」ダイヤモンド社,P67,68,69
平成医会『「書くこと」の心理的効果と感謝の気持ちを伝えるメリット』
ショーン・エイカー (著), 高橋由紀子 (翻訳)(2011年)「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」徳間書店,P218,219
ショーン・エイカー (著), 高橋由紀子 (翻訳)(2011年)「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」徳間書店,P232,233
アンダース・ハンセン (著),御舩由美子 (翻訳)(2018年)「一流の頭脳」サンマーク出版,P151,152
アンダース・ハンセン (著),御舩由美子 (翻訳)(2018年)「一流の頭脳」サンマーク出版,P171
ショーン・エイカー (著), 高橋由紀子 (翻訳)(2011年)「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」徳間書店,P109
※9 ショーン・エイカー (著), 高橋由紀子 (翻訳)(2011年)「幸福優位7つの法則 仕事も人生も充実させるハーバード式最新成功理論」徳間書店,262
※10 ベネディクト・キャリー (著), 花塚 恵 (翻訳)(2015年)「脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実! 」ダイヤモンド社,P92,93
※11 ベネディクト・キャリー (著), 花塚 恵 (翻訳)(2015年)「脳が認める勉強法――「学習の科学」が明かす驚きの真実! 」ダイヤモンド社,P93,94
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