スマホの弊害は?記憶力を低下させるメカニズムも紹介

スマホは、生活に欠かせないものとなっていますが、使い方、使う頻度については、いったん見直すことも必要です。

スマホの使い過ぎは、脳疲労を引き起こし老化を早める要因にもなります。

デジタルデトックスを取り入れて記憶力の低下を防ぐ方法を実践しましょう。

本記事では、スマホの弊害について、記憶力を低下させるメカニズムについて解説します。

「自分に自信が持てず、常に不安」
「人の顔と名前が覚えられない」
「資格試験に合格したい」
「英単語が全然覚えられない」
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それ、記憶術で解決できます!

講師プロフィール

日本一の記憶博士

吉永 賢一

偏差値93

東京大学理科3類合格

IQ180を持つメンサ会員

講師歴32年、元家庭教師で15,000人以上に指導

記憶力ギネス世界新記録保持者という業界随一の肩書を持つ記憶術講師

書籍出版や雑誌掲載多数!

スマートフォン(スマホ)は記憶力に悪影響を及ぼす?

スマホを長時間使ってたくさんの情報をインプットし過ぎると、脳疲労によって脳の情報処理機能が低下します

本来、集中力を高める働きをする脳の前頭前野が、スマホの使い過ぎによって正しく機能しなくなります。

前頭前野は、通常であれば、浅く考えたりぼんやりしたり、深く追求して考えたりなど、微調整しながら記憶力の働きをコントロールしています。

しかし、スマホによって膨大な情報が短時間にインプットされることで、脳疲労が起きて記憶力に悪影響を及ぼします。

 

スマホによる脳疲労は、30~50代の働き盛りの世代に多く、スマホ依存度が高い人ほど、無意識に自分をコントロールできない状態にしていることになります。

※スマホ依存症のチェック項目

  • スマホが手元にないと落ち着かない
  • 少しでも時間があればスマホを見る
  • スマホが使えない状況になるとイライラする
  • メール・SNSを必要以上にチェックする
  • ネットサーフィンや動画視聴で時間を忘れてしまう
  • 情報に乗り遅れることに不安がある
  • 調べ物はスマホ検索が習慣づいている
  • まわりの人が、自分に対してスマホを使いすぎと言っている

スマホの使い過ぎにより引き起こされる弊害

では、もう少し具体的に、スマホの使い過ぎによって起きる弊害について確認しましょう。

スマホ依存度について早めに自覚することで、記憶力を回復することへ繋げることができます。

脳疲労の蓄積

スマホの使い過ぎは、血流が悪くなって脳機能が正しく機能しなくなります

必要以上に情報が脳に集まると、脳内が整理する時間と整理する方法がわからなくなって、本当に必要とする情報をキャッチできなくなったり物忘れが起きたりして、思うようにコントロールできなくなります。

イライラもしてきて悪循環が起きます。スマホを常に観ている人は要注意です。

※脳疲労による主な症状

  • うっかりミスが多くなる:
  • 約束を忘れる
  • つまらないことに執着する
  • 物忘れが多くなる

集中力の低下

スマホの使い過ぎで深く考える機能が低下すると、集中力、思考力、判断力、意欲が低下し、イライラしてキレやすく、涙もろくなるなど感情や思考に関わる問題を引き起こします

集中力が続かなくなると、仕事や家事労働、学習意欲などにも大きく影響し、やる気がどんどん無くなってしまいます。

集中力の低下は、自立神経の乱れにも関係し、「慢性疲労、めまい、ふらつき、頭痛、不眠、腰痛、冷え、便秘、腹痛」など、身体機能の低下にも影響するのです。

 

関連記事:集中力が落ちるのは睡眠不足の可能性大!それでも頑張る人のための4つの対処法

脳の退化

脳が退化する原因は、運動不足、寝不足、スマホの使い過ぎです。

運動不足は、脳の神経細胞が成長を停止して脳機能を低下させます。

寝不足になると、頭頂葉と前頭前皮質のグルコースが減少して脳機能が鈍り始めます。

 

脳の情報処理には3つの段階があり、「インプット」「整理」「アウトプット」で成立しています。

ただし、スマホで脳疲労になっていると、脳の情報処理が遮断されて、使えない情報のゴミ箱となってしまうのです。

このまま、スマホを使い続けると、脳疲労が続いてうつ病や不安障害等のリスクが高くなり、脳の老化を著しく進行させます。

また、スマホは視覚的に酷使するため、目の老化も早まります。

 

関連記事:脳を鍛える方法と、脳トレとあわせて取り入れたい習慣

睡眠の質の低下

寝る前にスマホを見る習慣がある場合は、寝つきが悪く眠りが浅くなって疲れがとれない状態になります

ついつい動画を見続けてしまうと睡眠時間が不規則になり、疲労回復が得られず睡眠質が低下します。

質の良い睡眠を取るには、規則正しい睡眠や覚醒のリズムの維持が大切なので、就寝前にはスマホを見ないようにしましょう。

報酬系のかく乱

脳内ドーパミンを分泌させる神経ネットワークを報酬系と言います。

やる気や元気の源となるドーパミンが放出されると、さらにもっと、もっとと脳が欲求するようになり、報酬系がかく乱する原因となります。

SNSにハマって辞められない人は、この報酬系がコントロールできなくなっている状態です。

デジタルデトックスのすすめ

スマホは必要に応じて使いこなすことができれば便利なツールです。

しかし、記憶力低下や脳の老化に繋がるような使い方では、不健康を招きます。

スマホはついつい使ってしまうところが難しいところですが、意識して使わない時間、家に置いて出かけるなど、スマホとの付き合い方を見直すことが大事です。

デジタルデトックスとは、一定期間スマホやパソコンなどのデジタルデバイスと距離を置いて脳疲労を回復させる方法です。

デジタルデトックスの方法は、以下を例に実践してみましょう。

  • インターネットを使わない時間を作る
  • スマホを置いて出かける
  • 就寝前のスマホはやめる
  • スマホの電源を切って使わない時間を作る
  • SNSを頻繁に使わない
  • 食事中や会話中はスマホを触らない

スマホと賢く付き合うために

スマホを使いながら、脳疲労を抑制する方法を実践しましょう。

使用時間や独自のルールを決めて実行することで脳をゆっくり休ませることができます。

スマホから距離を置いて脳の健康を維持するには、以下のポイントを抑えておきましょう。

  • 1日5分ぼーっとする時間を作る
  • 頭にある情報をアウトプットする
  • 手間のかかることをやってみる
  • ネットではなくお店に買い物に行く
  • 食生活を改善する
  • 質の良い睡眠を取る

スマホによる記憶力低下は記憶術で鍛え治そう

スマホによる脳疲労は、記憶力の低下に繋がり、さまざまな身体の不調を引き起こす原因になります。

必要以上にスマホ依存になっている場合は、デジタルデトックスを取り入れて、たまにはスマホのない生活を実践してみましょう。

また、記憶力の低下が気になる方は、生活習慣を改善したり、脳トレや記憶術の訓練を試してみることをおすすめします。

Wonder Educationは、記憶術を中心とした最先端の脳力教育を行う記憶術のスクールです。

本校のカリキュラムで記憶術を学ぶことで、脳疲労を回復させ記憶力を高めることができます。

ご興味のある方は、ぜひ気軽にお問い合わせください。

記憶術のスクールなら株式会社Wonder Education

監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Wonder Education 代表取締役

#株式会社Wonder Educationとは?

Wonder Educationは関わっていただいた全ての方に驚愕の脳力開発を体験していただき、
新しい発見、気づき『すごい!~wonderful!~』 をまずは体感していただき、『記憶術は当たり前!~No wonder~』 と思っていただける、そんな環境を提供します。

#記憶術に対する想い

学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?
「人、人、人、全ては人の質にあり。」
その人の質=脳力を引き出すために、私たちは日常生活の全ての基盤になっている"記憶"に着目をしました。

「脳力」が開花すれば、人生は無限の可能性に溢れる!

その方自身の真にあるべき"脳力"を引き出していただくために、Wonder Educationが発信する情報を少しでもお役立ていただければ幸いです。

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