・年齢で記憶力は低下するの?
・記憶力がピークになる年齢は○○歳!
・年齢以外で記憶力を低下させる5つの原因
・年齢を気にせず記憶力が良い人の3つの習慣
「年齢のせいか、記憶力が落ちてきた…」
「昔は1度見たらすぐに覚えられていたのに、最近は記憶力がない」
など、よく聞きますが記憶力に年齢は関係あるのでしょうか。
この記事では、年齢と記憶力の関係と低下の原因を解説します。
この記事を読むと、年齢以外で記憶力を低下させる原因がわかります。
「年齢を重ねるて記憶力が落ちてきたかも」という人は、ぜひ最後までよんでみてくださいね。
もくじ
年齢のピークを超えると記憶力が低下するって本当?
記憶力の低下は年齢が関係していると思いますか?
年齢を重ねると記憶力の低下を感じる人が増えているようです。
最近、記憶力が低下している。自分のやったこと、体験したこと、いろいろなことを忘れてしまっている。これって、年齢的なものなのかな?
— 走る舞夢 (@runmime) July 25, 2021
最近疲れからかぼーっとすること多いし、記憶力無くなってきた(年齢?)
— 限界社畜あおぼうず(きくっち) (@shiren_kk) July 25, 2021
やはり積み重ねがものをいう。。。。年齢による記憶力の低下が(-_-;)
— 青緑黄緑 (@Ihb1jia5FDznivK) July 31, 2021
何かを始めるのに年齢は関係ないとか言うけど、音楽経験ゼロで64歳でサックス始めた私が直面しているのが楽譜が見づらくなってきていること。初見できないし記憶力も落ちて暗譜もなかなかできない。
— 🎷ジェントルマン (@tanaka5978) August 2, 2021
名前覚えられないことを自分の年齢のせいにして、記憶力が……って言い訳してたら、そりゃ覚えられないわな。仕事なんてできんわ。しかも看護師。
— はる☆海TAFT納車待ち🚙❤ (@mitsuharu917) August 2, 2021
記憶力がないのは、年齢ややる気のせいだけではありません。
たしかに記憶力も集中力もピークになる年齢は分かっています。
ですが、 どの年齢でも記憶力を低下させる原因は一緒なのです。
年齢以外の記憶力を低下させる原因を知ることが大切です。
これから紹介する方法なら、今日から年齢による記憶力の低下を食い止められますよ!
関連記事:記憶術とは?おすすめの記憶術6選やトレーニング方法もご紹介
記憶力がピークになる年齢は○○歳!
脳には年齢によるピークがあります。
マサチューセッツ工科大学 認知科学研究者のジョシュア・ハーツホーンらの研究によると、
記憶力がピークになる年齢は、18歳なのです。
しかし、年齢のピークを過ぎても脳を鍛えることはできます。
年齢によって脳の機能は下がってしまいます。
ですが、年齢とともに「記憶力が下がる」と言い切ることはできません。
正しい原因を知り、生活習慣を工夫することで、年齢に関係なく記憶力は誰でも高められます。
年齢を重ねて記憶力の低下を感じる40代の方は、以下の記事で記憶力アップ法がわかります。
ぜひ、合わせてよんでみてくださいね。
年齢以外で記憶力を低下させる5つの原因
今から、年齢以外で記憶力を低下させる原因をご紹介します。
年齢以外で記憶力を低下させる原因は、以下の5つです。
上記を読むと、年齢以外で記憶力を低下させる原因がわかります。
さっそくみていきましょう。
原因①:過度なストレス
年齢以外で記憶力を低下させる原因の1つ目は「過度なストレス」です。
過度なストレスを感じると、年齢に関係なくコルチゾールが大量に発生します。
コルチゾールが大量発生すると以下のような症状が起きてしまいます。
過度なストレスは、記憶力の低下だけでなく、さまざまな影響を及ぼします。
年齢を重ねるにつれて、責任感やストレスが増えてきます。
定期的にリフレッシュしてストレスを溜め込まないようにしましょう。
ストレスが記憶力に与える影響や発散方法については、以下の記事で解説しています。
気になる方は、ぜひチェックしてみてください。
https://wonder-education.co.jp/media/kiokuryoku-stress/
原因②:睡眠不足
年齢以外で記憶力を低下させる原因の2つ目は「睡眠不足」です。
睡眠不足は年齢に関係なく、以下のような影響を及ぼします。
毎日少しずつ睡眠不足を感じてはいませんか?
年齢を重ねるにつれて、睡眠不足が積み重なってしまいます。
睡眠不足は年齢に関係なく、記憶力の低下以外にも、体にさまざまな悪影響を及ぼしかねません。
睡眠時間を削って仕事をしたり、勉強したりすることは、あまり得策とは言えませんね。
年齢を重ねると感じる記憶力の低下を防ぐには、6時間以上の睡眠を確保するようにしましょう。
原因③:食生活の乱れによる栄養不足
年齢以外で記憶力を低下させる原因の3つ目は「食生活の乱れによる栄養不足」です。
食生活が乱れると、記憶力を維持するために必要な栄養素が不足しがちです。
年齢を重ねると、ストレスの増加など、疲労回復に必要となる栄養素が増えてきます。
栄養バランスの整った食事を取ることで、年齢による記憶力低下を感じにくくなるのです。
以下のような栄養素が不足すると、記憶力の低下の原因となってしまいます。
年齢を重ねると、特に必要な栄養が増えてきます。
必要な栄養素が不足しないように、普段の食生活を気をつける必要があります。
以下の記事では、記憶力に良い食べ物を紹介していますので、ぜひ読んでみてください。
https://wonder-education.co.jp/media/kiokuryoku-tabemono/
原因④:スマホの使い過ぎ
年齢以外で記憶力を低下させる原因の4つ目は「スマホの使い過ぎ」です。
スマホを使いすぎると、 膨大の量の情報を目にしてしまい、必要な情報と不要な情報の区別がつかなくなります。
そして、脳が混乱してしまい、記憶力が低下してしまうのです。
スマホの使いすぎは、年齢に関係なく、記憶力低下の原因となってしまいます。
さらに、スマホを使いすぎると、記憶力の低下以外にもさまざまな悪影響を及ぼすのです。
スマホの使いすぎは、年齢に関係なく記憶力を低下させてしまいます。
スマホを使いすぎていると感じる方は、以下のことに気をつけると良いでしょう。
<スマホの使い過ぎを避ける方法>
・起きてすぐスマホをチェックしない
・食事や会話中にスマホを使用しない
・お風呂、トイレ、寝室にスマホを持ち込まない
原因⑤:思い込み
年齢以外で記憶力を低下させる原因の5つ目は「思い込み」です。
「2019年度 記憶力日本選手権大会」優勝者の池田 義博さんによると、
偽の薬でも効くと信じて服用すると、本当に効果が出ることがあります。
これと同様に「覚えられない」「無理だ」という ネガティブな思い込みは、記憶スイッチをオフにしてしまうのです。
年齢を重ねても記憶力が衰えない人は「歳だから覚えられない」とは考えません。
年齢とともに低下するのは、記憶力ではなく、覚えようとする意欲なのです。
記憶力のピークを過ぎた年齢だから、記憶力が低下しても仕方ないと思っていませんか?
「記憶力に年齢は関係ない」と思い込むことで、記憶力の低下を抑えることができるでしょう。
原因⑥:飲酒・喫煙
飲みすぎ、吸いすぎは、脳の老化に繋がります。アルコール依存症や大量飲酒者の場合、脳が委縮して認知症やうつ病のリスクが高くなります。
記憶力や学習力が低下し、日常生活や仕事への影響も大きいです。
喫煙は、脳細胞へ悪いダメージを与え、精神疾患や睡眠障害のリスクが高まります。
多くの病気の原因となり、認知症、がん、脳や心臓病、肺や気管支の病気、糖尿病、腎臓病、アレルギー性疾患、目や鼻の病気などにかかりやすくなります。
ヘビースモーカーであった人は、禁煙を25年続けても、吸わなかった頃のように大脳皮質の厚みは回復しないという報告もあります。
原因⑦:運動不足
運動不足は、脳の働きを低下させます。
25歳を過ぎると脳細胞は1秒あたり10万個のペースで死滅しているため、脳細胞の働きを促すには、運動が必要になります。
体を動かすことで、脳内で「BDNF」という物質が分泌されて脳内細胞を活性化できます。
また、パソコン作業やオンライン学習などで一日家にいる場合は、合間に身体を動かすことは、運動不足の解消や気分転換にもなって、脳の働きが良くなります。
記憶力をアップするためにも、適度な運動とリフレッシュできる時間を作りましょう。
年齢を気にせず記憶力が良い人の3つの習慣
今から、年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣をご紹介します。
年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣は、以下の3つです。
上記を読むと、年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣がわかります。
さっそくみていきましょう。
習慣①:ノートやメモを使いこなす
年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣1つ目は「ノートやメモを使いこなす」です。
人の脳は年齢に関係なく、覚えたことをすぐに忘れるようにできています。
そのため、ノートやメモに記録しておき、後から見返す必要があります。
見返すことで、記録した内容を思い出し、記憶に定着させるのです。
年齢を気にせず記憶力が良い人は、記録したその日のうちに見返す傾向にあります。
工夫して記録することで、記憶に残りやすくなり、年齢とともに記憶力の低下を感じること少なくなるでしょう。
記録することは、年齢に関係なくできることです。
記憶力のピーク年齢を過ぎていても、記録する習慣を身につけることで、記憶力の低下を防ぐことができるでしょう。
習慣②:6時間以上の睡眠をとる
年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣2つ目は「6時間以上の睡眠をとる」です。
ハーバード大学のスティックゴールド博士によると、
学生に図形を次々に表示し、その向きを答えるテストを行いました。
その後、学生たちを以下のグループに分け、3日後に同じテストを実施しました。
・グループA:テスト後は徹夜
・グループB:6時間睡眠
結果は、グループAに比べて、グループBの方がはるかに成績が伸びていたのです。
このことから、「記憶力を高めるには、覚えたその日に6時間以上眠ることが欠かせない」と結論づけています。
年齢を気にせずに記憶力を維持するためには、6時間以上の睡眠を習慣にすることが大切ですね。
習慣③:日記をつける
年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣3つ目は「日記をつける」です。
日記を書くため1日を振り返ることで、脳が活性化します。
出来事を振り返ると、年齢に関係なく記憶に定着しやすくなるのです。
年齢を気にせず記憶力が良い人は、日記を習慣にしている傾向にあります。
手軽に始められる日記で、年齢を気にせず記憶力が良い人を目指していきましょう。
日記を始めたいけど、何を書いたらいいかわからないという方には、以下の内容がおすすめです。
習慣④運動する
日常生活に有酸素運動を取り入れることで、脳の働きを活性化させる効果があります。
体を動かすことで、脳内ドーパミンが分泌されやすくなり、記憶力や学力、集中力などが向上します。
持久的な有酸素運動を行うことで、脳の海馬の縮小を抑えて記憶が定着しやすい状態を維持できるようになります。
有酸素運動は、過度な運動ではなく持続して毎日できる軽い運動が適切です。
運動をしていない状態よりも少し辛くて呼吸が早くなる程度が目安です。
ウォーキング、ジョギング、自転車、水泳、などや、室内でできるスクワット、踏み台昇降、などがおすすめです。
習慣⑤アウトプットする
記憶を定着させるには、人に教えたり話したりして、アウトプットすることが大事です。
情報をインプットするだけでは、海馬で情報処理しきれずに記憶として残らなくなってしまいます。
情報は、インプットとアウトプットを程よくすることで、脳の大脳皮質に長期記憶として保管し、必要に応じて取り出して思い出すことができるようになります。
習慣⑥:新しいことに挑戦する
新しいことを覚えたり挑戦することで脳が活性化され、シナプスの数が増えて記憶力が向上します。
シナプスとは、複数の神経細胞を繋げる接合部分です。シナプスの活動によって脳の働きが変化し、情報をたくさん受け取って記憶に残すことができます。
50代になっても、常に新しいことに好奇心を持って挑戦することは、脳の老化防止にも繋がります
習慣⑦:認知機能改善に良い栄養・成分を摂っている
DHAや EPAを含む食品を積極的に摂ると、脳機能の改善に効果的です。脳を活性化して記憶力をはじめ、認知機能を高めます。
DHAは、脳細胞を柔らかくし情報の伝達性を促します。
EAPは、血栓を防ぎ、抗炎症作用、免疫調節作用、脂質代謝改善作用を高めることができます。
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- 魚類:まぐろ、さんま、さば、いわし、あじ、かつお、ぶり
- 油類:エゴマ、アマ二、なたね、大豆、マーガリン、バター
- 野菜類:キャベツ、チンゲン菜、にら、バジル、ブロッコリー、ほうれん草
- 肉類:豚肉、鶏肉、牛肉、卵、牛乳、ナチュラルチーズクリーム
まとめ:年齢を気にせず記憶力が良い人の習慣を実践しよう!
今回は集中力がピークになる年齢と高める方法を紹介しました。
この記事をまとめると以下のとおりです。
記憶力の低下は、年齢だけが原因ではありません。
「年齢のせいか、前より記憶力がなくなったな…」
「部下から記憶力の低下を指摘されたくないな…」など悩んでいるかたは、
年齢以外で記憶力が低下する原因が、当てはまっていたのではないでしょうか?
記憶力低下を感じる人は、まず原因となる行動をやめてみることから始めてみましょう。
年齢を感じさせないくらい記憶力が良い人もいます。
年齢を重ねても、記憶力が良い人の習慣もご紹介してきました。
今回ご紹介した習慣はどれも実践的なので、ぜひ試してみてください!
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