記憶力を上げるトレーニング11選|簡単&習慣化しやすい方法まとめ

歳を重ねるにつれて、昔よりも記憶力が低下してしまったと悩む方が増えます。

「仕事で必要なことが覚えられない」「物覚えが悪くなってきた」と感じる方もいるのではないでしょうか。

そこで、記憶力に問題を感じている方のため、記憶力を高めるのに効果的なトレーニングを紹介します。

もくじ

記憶力を高めるには?まず知っておきたいポイント

記憶力を伸ばすには、記憶の流れを理解することが大切です。

記憶は「覚える→保存する→思い出す」の3段階で構成されており、それぞれの段階で効果的な工夫があります。

記憶の3段階をそれぞれ高める方法は下表の通りです。

段階意味高める方法の例
覚える情報を脳に取り込む・良質な睡眠
・バランスのよい食事
・適度な運動
保存する記憶として定着させる・繰り返し学習
・音読
・青色や図解を活用
思い出す必要なときに記憶を引き出す・人に説明する
・クイズ形式でアウトプット

この3つの流れを意識するだけでも、記憶力の向上につながります。

さらにすべての段階で共通して大事なのが「興味を持つこと」です。

脳は「自分にとって大切」と感じた情報を優先的に覚えようとする性質があります。

好奇心を高める工夫を日常に取り入れることで、自然と記憶力もアップしていくでしょう。

記憶術と記憶力トレーニングの違いとは

記憶術と記憶力トレーニングは、どちらも記憶を助ける方法ですが、目的とアプローチに違いがあります。

記憶術は「記憶するテクニック」であり、語呂合わせやストーリ法など、短期的に効率よく覚える手法が中心です。

一方、記憶力トレーニングは「脳の機能自体を鍛える方法」で、思い出す力や注意力、集中力などの向上を目指します。

つまり、記憶術は道具、記憶力トレーニングは筋トレのようなものといえます。

以下に違いを比較表でまとめます。

項目記憶術トレーニング記憶力トレーニング
目的効率よく覚える記憶力全体の底上げ
方法語呂・連想・場所法暗算・読書・パズル
効果即効性あり継続で効果
特徴忘れにくくなる工夫脳を活性化して記憶力強化

どちらも併用することで、記憶の質と量の両面を高めることができます。

目的に応じて使い分けることが、学習効率を上げるコツです。

記憶力は習慣で伸ばせる

記憶力は遺伝だけで決まるわけではありません。

日常的な行動や生活習慣によって、記憶力は大きく伸ばせると多くの研究が示唆されています。

たとえば、ハーバード大学の研究では、睡眠中に記憶の再固定(reconsolidation)が行われ、情報が長期記憶へと移行することが明らかになりました。

さらに、有酸素運動によって脳内の海馬が活性化され、記憶力の維持や向上に寄与する可能性があるとされています。

加えて、日記を書く、他人に内容を説明する、繰り返し復習するといった「想起練習(retrieval practice)」は、記憶力を鍛える有効な手段として教育心理学の分野でも高く評価されています。

こうした行動は、脳内の神経回路を強化し、実践を重ねることで情報の定着力を高めると考えられています。

つまり、毎日の習慣を意識して取り入れることにより、誰でも記憶力の向上を目指せるでしょう。

参考:Sleep-dependent memory consolidation

 

なぜ記憶力が低下するのか?|トレーニング前に知っておきたいこと

脳の記憶システムがなぜ衰えていくのかを理解することは、トレーニング効果を高めるうえで重要です。

まずは、主な原因と改善可能な仕組みを整理していきましょう。

加齢・ストレス・情報過多…記憶力が下がる主な原因

年齢を重ねると、記憶や学習を司る海馬や前頭葉の働きが低下しやすくなります。これは、脳の構造的な変化や神経細胞の減少が影響していると考えられています。

さらに、慢性的なストレスによって分泌されるコルチゾールが脳に悪影響を与え、記憶力を一時的にでも大きく低下させることもあります。加えて、現代人はスマホやSNSなど膨大な情報にさらされることで、脳が処理疲労を起こし、集中力や記憶力が鈍ってしまうケースも増えています。

これらの要因は複合的に絡み合い、記憶の働きを弱めるため、まずは自分の生活習慣を見直すことが重要です。

参照
 : smartdock 脳萎縮の原因と予防法
 : アリナミン

記憶のメカニズムと、鍛えれば改善できるという科学的事実

記憶力は生まれつきの能力ではなく、後天的に高めることができます

その根拠となるのが「脳の可塑性」と呼ばれる性質です。これは、脳が新しい刺激や学習に応じて神経回路を再構築し、機能を柔軟に変化させる力のことを指します。たとえ年齢を重ねたとしても、適切なトレーニングを続けることで脳の働きを改善し、記憶力も向上させることができます。

特に、ワーキングメモリを刺激する課題や反復的な記憶練習は、海馬の活性化につながるとされており、長期的に見ても効果が持続するケースが確認されています。つまり、記憶力は“鍛えることができる能力”なのです。

参照 : nature 記憶訓練から数週間、数年後の認知機能と海馬の変化

記憶力と記憶術の違いを正しく理解しよう

「記憶力」「記憶術」は混同されがちですが、実は役割が異なります

記憶力とは、脳が情報を記録・保持・再生する基礎的な能力のことです。

一方で記憶術は、イメージ化・分類・語呂合わせなどのテクニックを活用して、記憶しやすくする“方法論”のことです。

つまり、記憶術は記憶力そのものを伸ばすというよりも、限られた記憶力を最大限に活かすための道具だといえるでしょう。この記事ではまず、土台となる記憶力を高めるトレーニングを中心に解説しますが、あわせて記憶術も取り入れることで相乗効果が期待できます

記憶力を高められるトレーニング11選

記憶力が低下していると感じているのであれば、記憶力を高めるのに効果的なトレーニングを実践しましょう。記憶の訓練を繰り返し行うことによって記憶力自体を高められます。

ここでは、おすすめの方法を11種類紹介します。

記憶力を高めるトレーニング
  1. 連想や語呂で情報をつなげる
  2. アウトプットで記憶を強化する
  3. アクティブリコールで思い出す訓練
  4. 場所法で情報を空間に結びつける
  5. ストーリー法で情報を物語に変換する
  6. 軽い有酸素運動を行う
  7. 朝型の生活習慣に切り替える
  8. 瞑想する
  9. 興味を持って取り組む
  10. ポジティブな自己暗示をかける
  11. 記憶術を取り入れる

①連想や語呂で情報をつなげる

記憶に残りにくい数字や単語は、「語呂」や「連想」を使うことで、印象的に覚えることができます。

たとえば「いい国つくろう鎌倉幕府」のような語呂合わせは、多くの人が今でも覚えているはずです。

単なる暗記ではなく、視覚的・感覚的に記憶を補助することで、長期記憶として定着しやすくなります。

記憶に残す工夫を加えるだけで、学習効率は大きく変わります。

関連記事:効率的な暗記方法を解説!記憶術を使った記憶力の改善方法も紹介

② アウトプットで記憶を強化する

記憶を定着させるには、情報を受け取る「インプット」だけでなく、外に出す「アウトプット」も重要です。

たとえば人に話したり、ノートに書いたりする行為は、記憶の精度を高めるうえで非常に効果的です。

アウトプットによって記憶のあいまいな部分が明確になり、自然と記憶の再構築が進みます。意識的に使えば使うほど、記憶は強化されていくでしょう。

アウトプットの例
  • 人に説明する|理解を深めながら記憶を確認できる
  • ノートにまとめる|自分の言葉で整理することで記憶が定着しやすい
  • クイズ形式で復習する|再現を繰り返すことで思い出す力が鍛えられる
  • 音読する|視覚・聴覚を使うことで多面的な記憶が生まれる
  • SNSやブログに書く|アウトプットの習慣化により記憶が長続きする

これらの行動を繰り返すことが、記憶の質と量を大きく伸ばすきっかけになります。

アウトプットは学びを深めるうえで、最も効果的な手段のひとつといえるでしょう。

③ アクティブリコールで思い出す訓練

アクティブリコールとは、「何も見ずに思い出す」ことで記憶を強化する科学的に裏付けられた手法です。

教科書を読むだけの受け身の復習よりも、白紙に書き出したり、口に出して説明したりすることで、脳はより深く情報を定着させます。

この訓練を繰り返すことで、脳はその情報を「重要」と判断し、記憶の優先順位が自然と高まります。少し負荷はかかりますが、得られる効果は非常に大きいでしょう。

アクティブリコールのやり方
  • 教科書やノートを閉じて、覚えた内容を白紙に書き出す
  • 声に出して、自分の言葉で説明してみる
  • 解答を見ずに問題を解いてみる
  • 覚えた内容を誰かに教えるつもりで話す
  • 終わったあとに、答え合わせや振り返りをして補強する

この流れを繰り返すことで、記憶の定着率は着実に向上していきます。

インプットよりアウトプットに時間を使う習慣が、記憶力を根本から鍛える近道になります。

関連記事:アクティブリコール勉強法とは?効果的な学習や効率アップ方法を紹介

④ 場所法で情報を空間に結びつける

「場所法」は、覚えたい情報を家の中や通学・通勤ルートといった身近な空間に割り当てて記憶する方法です。

古代ギリシャの雄弁家たちも演説の内容を記憶する際に用いていた伝統的なテクニックとして知られています。

たとえば「玄関に英単語、キッチンに歴史の年号」というように、空間ごとに情報を結びつけていきます。

視覚と空間認識を活用するため、記憶の手がかりが増え、情報の呼び出しがしやすくなるのが利点です。

場所法のやり方
  1. 家や学校、通勤ルートなどよく知っている場所を思い浮かべる
  2. その場所の中に、順番や位置を意識して記憶したい情報を割り当てる
  3. イメージを具体的にし、情報と場所を結びつけた映像を思い描く
  4. 思い出すときは、その空間を順番にたどりながら情報を呼び出す
  5. 定期的に思い出して再確認することで記憶が安定する

この方法を習慣化することで、大量の情報を無理なく整理しながら記憶できるようになります。

関連記事:最強の記憶術「場所法」の使い方!勉強や仕事に役立つポイントを解説

⑤ ストーリー法で情報を物語に変換する

ストーリー法とは、記憶したい情報を物語形式に変えて覚えるテクニックです。

脈絡のない単語でも、意味のある流れにすると記憶しやすくなるという脳の特性を活用しています。

たとえば「リンゴが川を渡って先生に挨拶した」など、無理のある展開でも構いません。

意味のない単語の羅列も、順序や関係性が明確になるため、思い出しやすくなるのが利点です。受験の暗記やプレゼンの原稿などにも応用できる、実用的な記憶術の一つとなっています。

 

⑥軽い有酸素運動を行う

適度な運動は記憶を司る脳領域である海馬を刺激し、BDNF(脳由来神経栄養因子)の分泌を促すことで、記憶力向上に寄与します。

筑波大学の研究チームにより、軽度の運動が記憶を司る「海馬」の血流を増加させ、BDNFの分泌を著しく高めることが実証されており、1日10分程度の軽いウォーキングでも十分に効果があることが報告されています。

参考文献:筑波大学「短時間の運動で記憶力が高まる

運動習慣があることで集中力や脳の処理速度が向上し、学習効率のベースを作ることにも役立ちます。

また、軽い有酸素運動はストレス解消にもつながるので、より集中しやすい状態を作りやすくなります。

おすすめトレーニング
  • 朝または昼に5〜20分のウォーキングや軽いジョギングを習慣化する

他にも記憶力を上げる運動について詳しく知りたい方は、以下の記事もご覧ください。

関連記事 : 記憶力に効果的な運動3選 | 習慣づくりのコツも【たった10分】

⑦朝型の生活習慣に切り替える

脳は朝の時間帯に最も活性化するとされており、朝のルーティン(たとえば軽く体を動かしたり、頭を使う活動)の取り入れは、記憶の定着や集中力向上に繋がります。

朝型への切り替えにより、起床後の認知機能が高まるため、重要な学習や記憶活動をこのタイミングに設定するのが効果的です。

おすすめトレーニング
  • 起床時間を固定し、朝に頭を使う活動(読書・日記)を取り入れる

また、記憶力と時間帯の関係について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事 : 【論文から解説】暗記に最適な時間帯!朝・昼・夜の脳の働きと記憶効率を徹底解説

⑧瞑想する

瞑想などのマインドフルネスは、注意力とストレス耐性を高め、記憶に関与する脳領域への負担を軽減します。

実際に、瞑想はスティーブ・ジョブズ氏や鈴木一郎(イチロー)氏も実践しているリラックス方法です。

具体的な瞑想方法は、1日10分、椅子に座って目を閉じ、自分の「呼吸」だけに意識を向けましょう。

雑念が浮かんでも気にせず呼吸に戻すだけで、脳の慢性疲労が軽減し、集中力と記憶力が回復します。

MRI研究では、瞑想によって海馬や前頭皮質の灰白質量が増加している事例もあり、長期的な記憶力向上につながる可能性が示されています。

おすすめトレーニング
  • 朝や就寝前に5分、呼吸に意識を向けて無心になる。アプリの活用もおすすめ

また、瞑想について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事 : 瞑想は記憶力アップに効果的!簡単にできる方法や習慣にするコツも紹介

⑨興味を持って取り組む

学びの対象に自ら興味を持つことで、情報処理が深まり、記憶の定着が向上します。

自分が「知りたい」と強く感じていることは、自然と脳の関心領域が活性化され、エンコード(記憶の形成)に必要な注意力や想起力も高まります。そのため、トレーニングや学習は、ゲーム感覚や疑問を持ちながら楽しむ形で行うと、より効果的になります。

おすすめトレーニング
  • 学ぶ対象に「なぜ?」「面白い!」を意識して、自分なりに疑問を持つ

⑩ポジティブな自己暗示をかける

「自分には記憶できる力がある」「集中力が高まる」といったポジティブな自己宣言は、記憶力とモチベーションの向上に実際に寄与します。これは心理学で言う「自己成就予言」として知られ、前向きな思考が脳のパフォーマンスを引き出す効果があります。

日常的にポジティブな言葉を自分にかける習慣を持つことで、思考や行動の質が高まり、記憶力自体が徐々に底上げされていきます。

おすすめトレーニング
  • 毎朝「覚えられる!」「集中できる!」などポジティブな言葉を声に出して言う

⑪ 記憶術を取り入れる

記憶術(例:マインドマップ・Loci法・チャンキング)は、情報を整理しやすい形に変換して記憶への負担を軽減します。

例えばマインドマップは、視覚的に情報を構造化し記憶に残りやすくしますし、Loci法では、馴染みの場所を使って順序や背景に記憶を紐付けることで、複雑な情報も引き出しやすくなります。

これらは記憶力向上トレーニングとの相性もよく、併用することで相乗効果が期待できます。

おすすめトレーニング
  • チャンキングやLoci法、マインドマップのどれか一つを試してみる

記憶力を上げるおすすめの環境づくり

記憶力のトレーニングを紹介する記事のまとめの画像

集中しやすい環境を整えることで、記憶の定着がグッと高まります。

音や匂い、空間設計など、身の回りを少し工夫するだけで、勉強や仕事の効率が大きく変わることも。

ここでは、記憶力アップに役立つ環境の整え方をご紹介します。

音楽や香りで集中を高める

音楽や香りは、脳の働きをサポートするツールになります。

たとえば、以下のような工夫が有効です:

  • クラシック音楽:気分を落ち着かせ、集中しやすくなる
  • 環境音・ヒーリング音:雑音を和らげてリズム集中に効果的
  • ローズマリーの香り:記憶力を高める効果があるとされる
  • ペパーミントの香り:眠気を覚まし、注意力を高める
  • アロマディフューザー:香りを自然に取り入れやすいツール

五感を上手に刺激することで、脳の記憶力を活性化できます。

関連記事 :
【記憶力を高める音楽】効果のある聴き方やおすすめジャンル・NG曲も紹介
集中力を引き出す「香り」6選!記憶力、やる気を上げる最適なアロマはどれ?

静かな場所を選ぶ、集中ゾーンを作る

集中力が高まる環境では、記憶の定着もしやすくなります。

以下のポイントを押さえて「集中ゾーン」を作りましょう。

  • 静かな場所を選ぶ:テレビ・通知音は遮断する
  • ノイズキャンセリングイヤホン:雑音を減らして集中度UP
  • 机の上を整理する:視覚的ノイズを減らす
  • 集中ゾーンを決める:「ここで集中」と脳に習慣づけ
  • スマホは手の届かない所に:無意識の集中妨害を防ぐ

質の高い睡眠を取れる環境を作る

質の良い睡眠は記憶の定着作業に不可欠です。

ぐっすり眠れて眠気を感じない朝を迎えることが、記憶力アップのトレーニングに必要な環境といえるでしょう。

脳は睡眠中にその日の体験や学習内容を整理し、長期記憶として海馬に定着させる仕組みが解明されています。

体を休息させて記憶を定着させるレム睡眠と、脳を休息させつつ記憶を結合させるノンレム睡眠を交互に繰り返すことで体や脳の回復と、記憶の定着を行います。

その際、睡眠時間が少ないと記憶の定着リソースが減り、結果、記憶力が低下する要因になると考えられています。

そして、質の良い睡眠とは、このレム睡眠とノンレム睡眠がバランスよく均等に行われていることを差します。

寝る前のスマホ使用を控える、寝室環境を整えるといった習慣を取り入れるだけで、眠りの質は改善し、記憶力にも良い影響が期待できます。

おすすめトレーニング
  • 寝る1時間前からスマホをやめ、部屋を暗くして静かな音で入眠環境を整える

また、記憶力と睡眠の関係について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事 : 記憶力と睡眠の関係

脳に良い食べ物を摂る

脳の機能を支える食材を日常に取り入れることは、記憶力アップに適した環境作りに欠かせません。

例えば、青魚に含まれるDHAやEPAは神経細胞の再生とシナプスの強化を助け、ナッツ類のビタミンEは抗酸化作用で脳細胞を守ります。さらに、緑茶に含まれるカテキンやテアニンが、集中力と緩やかな覚醒状態をサポートします。

これらをバランスよく食事に取り入れることで、脳の栄養面から記憶力を支援できます。

おすすめトレーニング
  • 青魚を週2回、ナッツを毎日ひとつかみ、緑茶を1日1〜2杯意識して取り入れる

また、記憶力に良い食べ物について詳しく知りたい方は以下の記事もご覧ください。

関連記事 : 記憶力を高める食べ物10選!スーパーやコンビニで買える食品を紹介

 

記憶力の定着を妨げるNG習慣とは?

せっかくトレーニングを続けても、生活習慣や考え方によって記憶力の向上が阻害されることがあります。ここでは、避けたい行動と改善のヒントを整理します。

スマホ依存・夜更かし・情報過多

現代人の大きな敵は「デジタル依存」と「睡眠不足」です。特に就寝前のスマホ利用はブルーライトの影響で脳を覚醒させ、深い眠りを妨げます。その結果、日中に学習した情報が整理されず、記憶が定着しにくくなります。

また、SNSやニュ

記憶力に関するよくある悩み


覚えたはずなのに、すぐ忘れてしまう…。
それは才能ではなく、覚え方を知らないだけかもしれません。

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スマホで手軽に!記憶力トレーニングアプリ&無料ゲーム

日々の生活の中で、空き時間に記憶力を鍛えるなら、スマホアプリが便利です。ここでは「気軽に始められる無料アプリ」、「続けやすい有料アプリ」、そして「使いこなすコツ」を紹介します。

まずは自分の目的やスタイルに合うプラットフォームを選びましょう。

無料で使える記憶力強化アプリ3選

以下の無料アプリは、記憶力トレーニングを気軽に始めたい方向けにおすすめです。

  • PEAK(ピーク):脳を幅広く鍛えるゲームが多数収録され、ユーザーのパフォーマンスに応じて難易度が調整されます。
  • 毎日 脳トレ:1日5分のパズルで記憶力診断ができ、習慣化しやすく設計されています。
  • 記憶力トレーニング:神経衰弱や形・数字の記憶など複数モードを搭載し、レベル別に記憶力に挑戦できます。

また、記憶力を鍛えるアプリについて詳しく知りたい方は、以下の記事をご確認ください。

関連記事 : 【厳選】記憶力アップにおすすめのアプリ15選|無料で手軽に・有料で本気の脳トレ!

有料でも高評価の継続型アプリ2選

長期利用や習慣化を重視する人には、有料プランのあるアプリもおすすめです。

  • NeuroNation:科学的な有効性が確認されており、個人に合わせたカスタマイズ脳トレを提供します。使用者は世界で1,000万人を超え、認知機能の向上効果が報告されています。

  • Elevate:35種類以上の認知ゲームを通じて、記憶だけでなく注意力や処理速度など幅広い認知スキルを鍛えることができます。独自のトレーニングプランに基づき、継続しやすい設計です。

アプリを使いこなすコツと注意点

アプリの効果を最大化するには、使い方にも工夫が必要です。

  • 習慣化する:1日10~15分を目安に、スマホの通知やリマインダーを活用して継続すること。
  • 進捗を確認する:スコアやグラフ表示があるアプリでは、自分の成長を見える化しモチベーション維持につなげましょう。
  • 課金の見極め:無料版で使える範囲を見極めて、必要に応じて有料プランにアップグレードするか判断しましょう。

※アプリに依存しすぎると習慣化目的を超え、他のトレーニングが疎かになる可能性もあるため、他の記憶改善法とのバランスも意識してください。

40代・50代でも続けやすい記憶力トレーニング

年齢を重ねると、記憶力の低下を感じやすくなりますが、40代・50代からでも改善できる方法があります。ポイントは「無理なく続けられる習慣」を作ることです。

例えば、朝のウォーキングやラジオ体操といった軽い有酸素運動は、脳の血流を促進し記憶を司る海馬を刺激します。また、新聞記事を要約して家族に説明するなど、「日常にある情報を整理・アウトプットする習慣」も有効です。

さらに、料理のレシピや買い物リストを暗記して買い出しに行くなど、生活の一部をトレーニング化すれば、負担を感じずに継続できます。

続けやすくするポイント
  • 朝時間を活用:出勤前に10分ウォーキング、新聞記事を要約してメモする
  • 生活と結びつける:買い物リストを暗記、料理の手順を覚えて実践
  • 無理のない運動習慣:ラジオ体操・軽いストレッチを毎日同じ時間に行う
  • 家族との会話を活用:「今日学んだこと」を家族に伝えるアウトプット習慣
  • 睡眠・食事も意識:早寝早起きと、青魚・ナッツ類を日常に取り入れる

つまり、特別な時間を作らず日常に自然に取り入れることが、40代・50代の記憶力向上には欠かせません

関連記事 : 高齢者の記憶力トレーニング8選|今日からできる脳活・アプリ・面白ゲーム

記憶力の定着を妨げるNG習慣とは?

せっかくトレーニングを続けても、生活習慣や考え方によって記憶力の向上が阻害されることがあります。ここでは、避けたい行動と改善のヒントを整理します。

スマホ依存・夜更かし・情報過多

現代人の大きな敵は「デジタル依存」と「睡眠不足」です。特に就寝前のスマホ利用はブルーライトの影響で脳を覚醒させ、深い眠りを妨げます。その結果、日中に学習した情報が整理されず、記憶が定着しにくくなります。

また、SNSやニュースで大量の情報を浴び続けると、脳が処理しきれず「情報疲労」を起こし、集中力や記憶力を低下させます。つまり、スマホと情報の使い方次第で、記憶のパフォーマンスは大きく変わるのです。

改善ポイント
  • 就寝1時間前からスマホをオフにする
  • 通知を減らし、SNSチェック時間を決める
  • 情報を「インプット」と「アウトプット」に分け、整理して使う

参照
: NHK健康チャンネル:夜更かしと脳・記憶力への影響
: 日本ハム中央研究所:情報過多と脳疲労のリスク解説

記憶力を鍛えるトレーニングを続けるには、まず生活習慣の見直しも欠かせません。

睡眠や食事など、思い当たるものがあれば積極的に改善しましょう。

「自分は覚えられない」という思い込み

「どうせ自分は覚えられない」と思い込むと、実際に記憶力の働きも落ちてしまいます。これは心理学で「自己効力感」の低下と呼ばれ、脳の潜在的なパフォーマンスを抑制する要因です。

逆に「覚えられる」と信じるだけで、集中力が増し、学習への姿勢も前向きになります。つまり、記憶力を高めるには「心の持ち方」が非常に重要なのです。

改善ポイント
  • 「できたこと」を日々メモして自己肯定感を積み重ねる
  • 学習のゴールを小さく区切り「成功体験」を増やす
  • ポジティブな言葉を自分にかける習慣を作る

参照 : 厚生労働省e-ヘルスネット:自己効力感と行動改善の関係

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記憶力トレーニングに関するよくある質問(FAQ)

Q1. トレーニングはどれくらいで効果が出る?

個人差はありますが、一般的には 2〜4週間の継続で「集中力が高まった」「覚えやすくなった」 などの変化を感じやすくなります。

特に運動や睡眠改善といった生活習慣は即効性があり、数日〜1週間で体感が出る人もいます。

一方で、記憶術やアプリを使った学習は、定着するまでに時間がかかるため、最低1〜3か月は継続することを目安にすると良いでしょう。

Q2. 年齢によって効果は変わる?

はい、年齢によって脳の可塑性は変化しますが、何歳からでも効果は期待できます。若い世代は脳の柔軟性が高いため短期間で効果が出やすく、40代・50代以降は即効性は落ちるものの、継続すれば海馬や前頭葉の活性化が確認されています。

大切なのは「早く始める」ことよりも「無理なく続ける」ことです。

Q3. 三日坊主にならないコツは?

三日坊主を防ぐには、小さなゴールを設定することが効果的です。

例えば「今日は3分だけ音読する」「買い物リストを暗記する」といった短時間・小目標で始めれば継続しやすくなります。

また、アプリの通知機能やカレンダーにチェックをつけるなど、見える化を行うと習慣化が進みやすいです。完璧を目指さず「7割できればOK」と考えることも長続きのコツです。

Q4. 記憶術は誰にでも使える?

記憶術は基本的に誰でも使えます。ただし、相性の良い手法は人それぞれ異なります。

イメージを作るのが得意な人は「場所法(Loci法)」、論理的な整理が得意な人は「マインドマップ」や「チャンキング」が向いています。

最初から完璧に使う必要はなく、1つの記憶術を生活の一部に組み込むことから始めるのがおすすめです。

まとめ|明日からできる3つのトレーニングアクション

記憶力は、日々の小さな積み重ねで大きく変わります。

特別な才能がなくても、運動・睡眠・学習習慣といった基本を見直し、無理なく続けられる方法を取り入れることで、脳は確実に応えてくれます。

明日からできる3つのアクション
  1. 生活習慣を整える
     → 睡眠・食事・朝の時間を意識して、脳の土台をつくる

  2. シンプルなトレーニングを習慣化する
     → 「毎日5分の音読」「買い物リスト暗記」など簡単なものから始める

  3. 記憶術を取り入れて効率アップ
     → マインドマップやLoci法を試して、覚える力を底上げする

小さな一歩を積み重ねれば、誰でも「覚える力」は育てていけます。ただし、自己流では「続け方が分からない」「成果を感じにくい」と悩むこともあるでしょう。

そこでおすすめなのが、体系的に学べる記憶術プログラムです。

Wonder Educationでは、初心者からでも実践できる記憶術講座を提供しており、科学的に裏付けられたトレーニング法で学習・仕事・資格試験など幅広い目標をサポートしています。

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記憶力・集中力を改善したい方へ

監修者
的場 惇人(まとば あつひと)

株式会社Wonder Education 代表取締役

#株式会社Wonder Educationとは?

Wonder Educationは関わっていただいた全ての方に驚愕の脳力開発を体験していただき、
新しい発見、気づき『すごい!~wonderful!~』 をまずは体感していただき、『記憶学は当たり前!~No wonder~』 と思っていただける、そんな環境を提供します。

#記憶学に対する想い

学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?
「人、人、人、全ては人の質にあり。」
その人の質=脳力を引き出すために、私たちは日常生活の全ての基盤になっている"記憶"に着目をしました。

「脳力」が開花すれば、人生は無限の可能性に溢れる!

その方自身の真にあるべき"脳力"を引き出していただくために、Wonder Educationが発信する情報を少しでもお役立ていただければ幸いです。

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