「頑張って勉強しているのに、すぐに忘れてしまう…」「テスト前なのに全然覚えられない…」
そんな悩みを抱えたことはありませんか?
多くの学生や社会人が感じているこの“記憶の壁”。実は、覚える努力をする前に「記憶の仕組み」や「記憶術」を活用することで、勉強効率を劇的に改善することができます。
記憶術とは、脳の働きを活かして情報を効率的にインプット・アウトプットするための技術です。古代から使われてきた方法であり、現代では脳科学の裏付けを得て、さまざまな学習法と組み合わせて活用されています。
この記事では、記憶術の基本から、実際にどのように勉強に取り入れるか、さらに教科別の活用法やおすすめの学習アプリまで、実践的に解説します。
「効率よく覚えたい」「勉強の質を上げたい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。
「自分に自信が持てず、常に不安」
「人の顔と名前が覚えられない」
「資格試験に合格したい」
「英単語が全然覚えられない」
「本の内容をすぐ忘れる」
それ、記憶術で解決できます!

講師プロフィール

日本一の記憶博士
吉永 賢一
偏差値93
東京大学理科3類合格
IQ180を持つメンサ会員
講師歴32年、元家庭教師で15,000人以上に指導
記憶力ギネス世界新記録保持者という業界随一の肩書を持つ記憶術講師
書籍出版や雑誌掲載多数!

もくじ
なぜ今、勉強に記憶術を取り入れるべきなのか?
記憶はただ“繰り返す”だけでは確実に定着しません。
例えばエビングハウスの忘却曲線によると、学習後1時間で記憶の節約率は約44%、1日後には34%、1ヶ月で21%まで低下することが示されています。
そこで、記憶定着と効率を両立させるのに役立つのが記憶術です。特に現代の学生は情報過多で、限られた時間をいかに「身につける」に変えるかが重要です。
記憶術はその架け橋となり、“覚える時間”と“定着度”を同時に最適化できます。
関連記事 : 忘れない勉強法|エビングハウスの忘却曲線と復習スケジュール完全ガイド
記憶術の歴史と脳科学的な裏付け
古代ギリシャやローマ時代から使われてきた記憶術は、長い歴史を経て現代でも根強い支持があります。さらに、脳科学的観点から見ても有効です。
例えば、場所法などは海馬の活性化を促すとされ、脳内の神経ネットワークをより強固にすることで記憶の定着が促進されることが分かっています。また、記憶術によって情報をチャンク化しワーキングメモリの容量を効率的に使えるようになる点も科学的に支持されています。
勉強に記憶術を取り入れるメリット
記憶術は、ただ覚えるだけでなく“思い出しやすくする”という点で非常に強みがあります。
まず、記憶力そのものの向上が見込めるほか、語学や資格学習の効率アップ、さらには仕事の生産性向上にも効果があると報告されています。
これは、暗記のプロセスが脳をフルに活用するため、推論力や論理的思考も鍛えられるためです。つまり、勉強だけでなく、学びに伴う“応用力”も高める手段なのです。
勉強におすすめの記憶術
記憶術には代表的なものとして、場所法(ローマンルーム)、ストーリー法、イメージ法があります。
場所法
場所法は、覚えたいことやものを自分がよく知っている場所に置いて覚える方法です。
例えば、買い物リストの乾電池、醤油、牛乳を覚えるとしましょう。これらを家の中の場所と、強烈なイメージに残るようなストーリーを想像しながら置いていきます。
「玄関に大量の乾電池が転がっていって転んでしまった」「リビングの床が醤油まみれ」「寝室のベッドでは牛が寝ていた」などのイメージです。スーパーについたら玄関から家の中に入っていく様子をイメージすると、これらを連想しやすくなります。
関連記事:最強の記憶術「場所法」の使い方!勉強や仕事に役立つポイントを解説
ストーリー法
覚えたいことをストーリー仕立てで記憶する方法です。乾電池、醤油、牛乳を覚える場合「乾電池を横にしたら中から醤油がドバドバ漏れてきた、醤油は床に触れると牛乳に変わった」などのイメージです。
関連性のないことでも無理やりストーリーにすれば流れで覚えやすくなります。
関連記事:エピソード記憶とは?特徴や意味、記憶との関連について解説!
イメージ法
覚えたいことを写真・動画のように映像で記憶する方法です。例えば、単純に文章を記憶するのは難しいですが、その他に視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚などが組み合わさっていると記憶に残りやすくなります。
その覚えたいことはどのような見た目でどんな音がするのか、香りは?手触りは?味は?と考えることでより深く記憶することが可能です。
関連記事:映像記憶とは?トレーニング方法を徹底解説
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教科別|おすすめの記憶術活用法
教科ごとに求められる記憶の性質は異なります。
たとえば国語は文章理解と文法暗記、数学は公式の意味と使い方、英語は語彙と文法、化学や物理は法則と構造の理解が求められます。
それぞれの特性に合わせて、記憶術のアプローチを変えることで、学習効率が飛躍的に向上します。ここでは、代表的な記憶術と各教科への具体的な活用法を紹介します。
国語・古文
古文や現代文では、単なる知識の記憶だけでなく、文脈理解や背景知識も求められます。
記憶術を活用することで、文法・単語の定着をスムーズにし、文章全体の流れを把握しやすくなります。特に古文では助動詞の活用や接続を体系的に覚えることが重要です。
記憶術によって「意味・用法・接続」をセットで覚えることで、忘れにくく、応用力も高まります。
活用例:
- 助動詞の接続・活用形をストーリー化:「〜けり」は過去の語り手の回想で使われる など
- 古文単語をイメージ化:「あはれ=しみじみ」のシーンを映像で覚える
- 活用形は語呂合わせ+リズム読みで唱える
- 敬語の種類を場所法で整理:「尊敬語=神社」「謙譲語=自宅」などで分類記憶
数学
数学は理解を前提とした記憶が必須の教科です。公式をそのまま覚えるだけでは応用が難しく、成績も伸び悩みます。
記憶術を使って「どこで、なぜ使うのか」という文脈を意識しながら、公式や解法を記憶することで、理解と暗記のバランスが取れた学習が可能になります。
特に中高生は、公式の導出過程をストーリーやイメージで結びつけると定着が良くなります。
活用例:
- 図形公式を場所法で配置(円の面積→テーブル、三角形→屋根など)
- 解法プロセスをストーリーにする:「条件Aなら道B→解法C」など
- 単元ごとに色分けして視覚化、イメージ法で記憶
- よく出る公式をノートにまとめ、毎日唱えて「暗記数学」化
英語
英語は語彙量と構文パターンの記憶が鍵を握ります。単語や熟語はもちろん、文法的なルールや例文を含めて覚えることが重要です。
記憶術では、単語を視覚イメージで覚えたり、例文に組み込んでストーリーとして記憶することで、記憶の「使える化」が実現します。
また、mikanやAnkiなどのアプリと組み合わせることで、学習の反復効果も高まります。
活用例:
- 単語をイメージ化(”apple”=赤くて丸い果物の画像)
- 熟語を例文ごとにストーリーで覚える(”look after”→お世話をしている看護師の話)
- 反意語・類義語をペアでセット記憶(”big”⇔”small”、”happy”=”glad”)
- 場所法で単語を部屋に配置し、復習時に散歩しながら記憶を呼び出す
化学・物理
理系科目では、法則や化学反応、公式など覚えるべき情報が多岐にわたります。
しかし、単なる暗記ではなく、原理の理解とイメージ記憶を組み合わせることで、長期記憶として定着しやすくなります。図や模式図などと一緒に記憶を作ることが特に効果的です。
知識同士の関係性をストーリーで語れるようになると、入試でも得点に直結します。
活用例:
- 元素記号や化学式をイラストとセットで記憶(酸素=O→酸素ボンベの絵)
- 反応式を場所法で順序づけ(反応前→通学路の駅、生成物→目的地のカフェ)
- 物理法則をストーリー化(ニュートンがリンゴを見て万有引力を思いつく話)
- 模試や問題集の内容をまとめ、重要ポイントはマインドマップ化して整理
記憶術と相性の良い学習アプリ5選
勉強に活用できる便利なアプリがたくさんあります。ここでは、その中でもおすすめのアプリを5つ紹介します。
Anki
暗記に欠かせないとされる反復学習ができるアプリです。基本的な機能は単語帳で、IT技術によって適したタイミングで出題してくれます。これが通常の単語帳とは大きく異なるポイントといえるでしょう。また、単語帳には画像や音声を入れられるので、効果的に覚えられます。
なお、PC版、Android版は無料であるものの、iOS版は有料なのでよく確認しておいてください。
mikan
英単語が学べるシンプルなアプリです。フラッシュカードのようにカードを一枚ずつめくって学習するモードと、表示されている単語の意味を4つの選択肢から選ぶモードがあります。
レベル別に教材が用意されているので、中高生はもちろん、大学受験のほか、英検、TOEIC、TOEFLなどの各種試験などでも活用可能です。日常英会話やビジネス英会話にも対応しています。発音も確認できるので、隙間時間に単語の意味・発音を学ぶのに役立てましょう。
WordHolic(ワードホリック)
自分で単語帳を作るタイプのアプリです。デザインがとても見やすいことに加え、直感的に操作できます。オリジナルの単語帳やフラッシュカードを作成し、資格試験・受験テスト対策などに活用してみましょう。
読み上げ機能が搭載されているので、リスニング練習にも利用できます。文章だけでは理解が難しい問題は、画像の挿入にも対応しているのが特徴です。
分散学習帳
自分でオリジナルカードを作る形で勉強できるアプリです。文系科目から理系科目までさまざまな教科に対応しています。また、自分でカードに文字を入力しなくても画像貼り付け機能を活用することで時間を節約して問題が作れます。
それから、反復学習をするのに適しているタイミングを自動で計算してお知らせしてくれるので、自分で考える必要がありません。時間がない方もアプリの表示に従って「今日のタスク」だけでも行えば効率よく反復学習が可能です。
世界史・流れで覚える一問一答
歴史の流れが覚えられない方に向いているアプリです。時代をさかのぼって初期文明時代から学べます。問題が出題されるだけでなく、細かい解説がついているので、より深く理解することが可能です。
また、苦手の問題は繰り返し学べるため、時間効率よく学びたいと考えている方にも向いているでしょう。
まとめ|記憶術を使えば、勉強はもっとラクに・楽しくなる
エビングハウスの忘却曲線が示すように、記憶は時間とともに確実に薄れていきます。しかし、記憶術を活用すれば、「効率よく覚え、忘れにくくする」ことが可能になります。
今回ご紹介した、場所法・ストーリー法・イメージ法をうまく使えば、従来の“繰り返すだけの勉強”から脱却でき、学習そのものがラクに、そして楽しく感じられるようになります。
国語から英語、理系科目まで幅広く応用できるのも記憶術の強みです。また、アプリやノート術と組み合わせることで、反復の質と量を自然に高め、知識が長期記憶として定着します。
さらに、より実践的かつ科学的なアプローチで記憶力を伸ばしたい方には、「吉永式記憶術」もおすすめです。自分に合った方法を見つけて、“忘れない勉強法”を今日から始めてみましょう。
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吉永式記憶術の口コミ・評判
吉永式記憶術は多くの方からお喜びの声を頂いております。
その声の一部をご紹介します。
50音に漢字のイメージをくっつけていく課題は、最初は覚えられなかったのですが、2週間ぐらい取り組むと10分ぐらいで覚えられるようになってきました。
真面目に取り組めば必ず結果が出る価値のあるものだと思います!孫にも伝えていきたいです!
引用:YGC吉永ジーニアスカレッジ 受講生実績
集中力も記憶力低下を感じていましたが、1ヶ月経っても覚えていられる実感があります!
今後は語学のほうにもトライしていきます!
引用:YGC吉永ジーニアスカレッジ 受講生実績
何百回書いても覚えられなかった漢字もスラスラ書けるように!
記憶の定着方法を教えて頂いたので、ITパスポートの勉強もスムーズになりました!
引用:YGC吉永ジーニアスカレッジ 受講生実績

株式会社Wonder Education 代表取締役
Wonder Educationは関わっていただいた全ての方に驚愕の脳力開発を体験していただき、
新しい発見、気づき『すごい!~wonderful!~』 をまずは体感していただき、『記憶術は当たり前!~No wonder~』 と思っていただける、そんな環境を提供します。
学校教育だけでは、成功できない人がたくさんいる。良い学校を卒業しても、大成功している人もいれば、路頭に迷っている人もいる。反対に、学歴がなくとも、大成功をしている人もいれば、路頭に迷っている人もいる。一体何が違うのか?
「人、人、人、全ては人の質にあり。」
その人の質=脳力を引き出すために、私たちは日常生活の全ての基盤になっている"記憶"に着目をしました。
「脳力」が開花すれば、人生は無限の可能性に溢れる!
その方自身の真にあるべき"脳力"を引き出していただくために、Wonder Educationが発信する情報を少しでもお役立ていただければ幸いです。