キツネさん
「子どもの記憶力は幼少時のトレーニングにかかっています」と言われたら、少しドキッとしますよね。
「何をすればいんだろう?」
「もう6歳だけど手遅れなのかな?」
などなど様々な疑問や不安が湧いてくるかと思います。
しかし、実は記憶力のトレーニングは日常で家庭でできるものがほとんどなのはご存知でしょうか?
そこでこの記事では、なぜ幼児期に記憶力を鍛える必要があるのか、またどのように記憶力を鍛えればいいのか具体的な方法を紹介します。
今日から取り入れられる簡単なトレーニングも紹介しているので、ぜひ最後まで読んでみてください。
もくじ
なぜ幼児期に記憶力を鍛える必要があるのか?
記憶力や暗記力がいい人は、幼児期にトレーニングをしていることが多いです。
その理由は、 幼児期に脳が急速に発達することにあります。
脳の8割が5歳までに完成するといわれています。5歳までに開花させた脳のポテンシャルで「かしこさ」が決まるといっても過言ではありません。
まさに幼児期は、脳や記憶力にとって重要な時期になります。幼児期にトレーニングを怠ると、大人になって記憶力が悪いと感じることもあるのです。
記憶力が悪いと感じないためには、どんなトレーニングで記憶力を鍛えると良いのでしょうか?
具体的な記憶力アップのためのトレーニングを解説していきます。
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法
今から、家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える方法をご紹介します。
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える方法は、以下の5つです。
- 声に出して繰り返す
- 絵本を読み聞かせる
- 子どもが覚えたことを教えてもらう
- 親子で言葉遊びをする
- 睡眠は10時間以上がベスト
上記を読むと、家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法がわかります。
さっそくみていきましょう。
方法①:声に出して繰り返す
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法の1つ目は「声に出して繰り返す」です。
子どもに新しいことを教えるときは、声に出して繰り返すようにしましょう。声に出して繰り返すことで、脳は大事な情報だと認識し、長期的に記憶します。
さらに、耳から入ってきた情報は、目からの情報より長く定着しやすいといわれています。
子どもの記憶力や暗記力を鍛えるためには、声に出して繰り返すことが大切です。
- 大きな声でゆっくりと
- 3~5回は繰り返す
- 子どもの顔を見る
コツを意識して繰り返すと、子どもの記憶により定着しやすくなりますよ。
声に出して繰り返す時は、ぜひ意識してみてください。
特に記憶力や暗記力が悪いかもと感じる場合には、ゆっくり繰り返してあげましょう。
方法②:絵本を読み聞かせる
家庭でできる幼児の記憶力を鍛える5つの方法の2つ目は「絵本を読み聞かせる」です。
つながりの多い情報ほど、強く記憶されるといわれています。絵本を読み聞かせると、以下の3つの情報が脳を刺激し、記憶力を鍛えてくれます。
- 文字
- 絵
- 親の声
自分で読むよりも、読み聞かせてもらう方が情報量が多く、記憶しやすくなります。
幼児には、たくさんの本を読み聞かせてあげると良いでしょう。
読み聞かせは、楽しみながら記憶力、暗記力を鍛えることができますよ。
キツネさん
方法③:子どもが覚えたことを教えてもらう
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法の3つ目は「子どもが覚えたことを教えてもらう」です。
記憶力や暗記力を鍛えるためには、子どもから教えてもらうこと重要になります。
子どもが覚えたことをたくさん教えてもらうようにしましょう。
とくに幼児期は、初めてみるものが多く、好奇心も旺盛ですよね。
覚えたことを教える時に、幼児の脳は自然と記憶力や暗記力を鍛えていきます。
幼児に以下のような質問をしてみると良いでしょう。
「今日、幼稚園で何が楽しかった?」
「どんなことして遊んだのか教えて!」
「どんな時に」「どうだった?」と聞いてあげると子どもも答えやすいのです。
できるだけ具体的に聞いてあげると、詳しく答えてくれますよ。
大人になって記憶力が悪いと感じないためには、アウトプットを習慣にすることが大切です。
関連記事:【再現性あり】記憶力を上げる方法とは?|誰でもできる記憶向上テクニックを紹介!
方法④:親子で言葉遊びをする
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法の4つ目は「親子で言葉遊びをする」です。
言葉遊びは、特別なトレーニングを必要とせず、親子で楽しく記憶力を鍛えられますよ。
おうちでも、外出先でも簡単に記憶力や暗記力を鍛えることができるので、幼児期には最適です。
子どもが退屈そうにしていたら、言葉遊びで記憶力や暗記力を鍛えましょう。
子どもの記憶力や暗記力が悪いかもと感じる場合には、継続的に言葉遊びをすることが大切です。
親子でできるオススメの言葉遊びを3つ紹介します。
- 条件付きしりとり
- 逆さ言葉あそび
- 言葉あつめ
条件付きしりとりや、逆さ言葉あそびは、幼児の脳を活性化させ、記憶力アップに効果的です。
まだ覚えている言葉の数が少ないかなと感じる時には、言葉あつめがオススメですよ。
言葉遊びを継続すると、悪いと感じていた記憶力も次第に改善されていくでしょう。
関連記事:【効果あり】チョコレートを食べると記憶力が上がる? | おすすめの食べ方も
方法⑤:睡眠は10時間以上がベスト
家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法の5つ目は「睡眠は10時間以上がベスト」です。
幼児期の睡眠は、記憶力や暗記力に大きな影響を与えます。
脳も体も成長していく幼児の睡眠不足は、骨や筋肉にも悪い影響を及ぼしかねません。
幼児期は、10時間以上の睡眠をとるようにしましょう。
幼児期の脳に適切な睡眠時間は、以下の通りです。
- 1~3歳 :11~12時間
- 4~6歳 :10~11時
- 7~12歳 : 8~10時間
大人になって記憶力が悪いと感じるのは、子どもの頃の睡眠不足のせいかもしれません。
それほど記憶や暗記にとって重要なのが、睡眠なのです。
キツネさん
幼児期に鍛えるべきは「長期記憶」
幼児期に鍛えるべきは「長期記憶」です。
幼児期に長期記憶を鍛えることで、物覚えがいい子どもに育ってくれるでしょう。
記憶には、長期記憶と短期記憶の2種類あります。
長期記憶とは、時間が経過しても忘れない記憶のこと。記憶できる情報量に制限がなく、いつまででも覚えている。
例:家族の顔や名前、箸の持ち方、自転車の乗り方など
短期記憶とは、短い期間だけの記憶。10から15秒、長くても1分程度しか持続しない。
例:初めて会った人の顔、初めてかけた電話番号、読書中に前のページの内容を覚えているなど
幼児期に長期記憶を鍛えると、物覚えがいい子どもに育つだけではありません。
頭だけでなく、体で覚える能力も向上するので、運動など多くの場面で役立ちます。
幼児期には、長期記憶をトレーニングするようにしましょう。
長期記憶を鍛えることで、大人になって記憶力が悪いと感じることは少なくなるでしょう。
関連記事:記憶術とは?おすすめの記憶術6選やトレーニング方法もご紹介
幼児期にオススメ!記憶力アップに効果的な習い事とは?
記憶力アップに効果的な習い事をご紹介します。
幼児期にオススメ!記憶力アップに効果的な習い事は、以下の3つです。
- そろばん
- ピアノ
- スイミング
それぞれ説明していきます。
習い事①:そろばん
幼児期にオススメ!記憶力アップに効果的な習い事の1つ目は「そろばん」です。
「今の時代にそろばんを習って役に立つの?」と思う方も多いのではないでしょうか?
実際に大人になってそろばんを使う機会はないので、役には立ちません。
しかし、幼児期にそろばんを習うと、記憶力や暗記力アップにつながるのです。
そろばんでの計算は、目や耳で正確に数字を記憶する必要があります。
記憶を習慣にするそろばんは、幼児期の脳を活発に動かし、記憶力を鍛えてくれるのです。
以下のように、そろばんは記憶力以外にもさまざまな能力を鍛えてくれます。
- 集中力
- 注意深く観察する力
- イメージやひらめき力
- 情報を処理する力
- 早く聴き、早く読む力
そろばんは、記憶力や暗記力だけでなく、さまざまな能力を鍛えてくれます。
記憶力や暗記力が悪いと感じる時には、そろばんを習うことで改善されるでしょう。
そろばんで鍛えた能力は、大人になってからさまざまな場面で役に立ちます。
習い事②:ピアノ
幼児期にオススメ!記憶力アップに効果的な習い事の2つ目は「ピアノ」です。
楽譜を目で追いながら、手足を使って音を奏でる楽器の演奏は、脳を活発に動かします。
中でもピアノの演奏は、両手両足を動かすので、脳に良い刺激を与えてくれるのです。
幼児の頃からピアノを習うと、記憶力や暗記力を鍛えるトレーニングになるでしょう。
ピアノは記憶力以外にも、さまざまな能力を伸ばしてくれます。
- 学習能力や運動能力
- 主体性や協調性、思いやりなどの人間力
- 純粋なものに感動する感性と生き抜く力
記憶力だけでなく、人間力や生き抜く力を鍛えるピアノは、幼児期の習い事に最適です。
幼児期のピアノで伸ばした能力は、将来必ず役に立つでしょう。
習い事③:スイミング
幼児期にオススメ!記憶力アップに効果的な習い事の3つ目は「スイミング」です。
柔らかい水の感触や心地よい水温が、セロトニンという幸福ホルモンを大量に分泌させます。
記憶力や暗記力がいい人はセロトニンの分泌量が多く、脳の動きが活発なのです。
セロトニンが増えることで、悪いと感じていた記憶力が改善されることもあるでしょう。
幼児期の記憶力アップトレーニングとして、スイミングが選ばれることも少なくありません。
必ずしも速く泳げたり、悪いフォームを修正する必要はありません。
通い続けることで、自分を分析し、レベルアップする力が身につくでしょう。
幼児期にスイミングを始めると、記憶力以外にも以下のような能力を鍛えることができます。
- 集中力
- 忍耐力
- 自己分析能力
スイミングで速いタイムを目指すときには、自己分析が欠かせません。
自己分析をしながら、悪いフォームを改善することが必要です。
運動を通じて身につけた能力は、勉強や暗記にも活かされます。
体と頭を一緒に動かすことが、記憶力や暗記力を鍛える上で大切になるのです。
以下の記事では、記憶力と遺伝子の関係について解説しています。
「記憶力が悪いのは遺伝のせい?」と思われている方は、ぜひ読んでみてください。
<合わせて読みたい>
まとめ:幼児期のトレーニングで記憶力を鍛えよう!
今回は家庭でできる!幼児の記憶力を鍛える5つの方法を紹介しました。
記憶力や暗記力は、幼児期のトレーニングで鍛えることができます。
幼児期に鍛えておくことで、大人になって記憶力が悪いと感じることは少なくなるでしょう。
この記事でご紹介した方法はどれも簡単なので、ぜひ実践してみてください!
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