集中したいのになぜかいつも疲れていて、ぼーっとして集中できないことはありませんか?
集中したいときに集中できないと勉強も仕事もはかどらないですよね。
「もっと集中力が維持できれば1日を有効にして勉強できるのに…」と悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
疲れて集中できないときは「いつもの生活習慣」の中に集中できない原因が隠れています。
集中できないと悩んでいる方は、気付かないうちに「疲れて集中できない状況」をつくっている可能性があります。
この記事では、疲れて集中できない原因と解消法を解説します。
「時間ないのに疲れて集中できない…。勉強は進まないし、勉強しても全然頭に入ってこない」
「無理していないはずなのに疲れて勉強に集中できない」という方も、ぜひ読んでみてくださいね。
もくじ
集中できないのは脳や目が疲れているから
仕事や勉強をがんばって、疲れてしまい、次は集中できないという負のループにおちいってしまうことはありませんか?
疲れている原因がはっきりしていて、一時的なものは問題ありません。
ですが、ひと晩寝ても解消しない疲れがつづくと、集中できないし勉強もはかどらないですよね。
昨日の演習の振り返り中。あまりのできの悪さに、昨日は帰宅後一切勉強できず、今も集中力が続かない。
今年は延期→来年挑戦が頭をよぎる。#中小企業診断士試験— yoh@中小企業診断士勉強中 (@yoh635322) August 30, 2020
勉強に集中できなすぎて帰宅なう。少し休んでバイト行こう
— いいいういあ (@milk_kanten) August 2, 2010
1時間半の電車通勤開始から1週間。ペースがつかめず、帰宅したら爆睡する日が続いてます。勉強に集中できなーい。ヤバイなあ。どげんかせんといかん!
スマホで計るのが1番手軽ですが、アラームやタイマーを使うことがおすすめです。 — Miya (@miyabiker) March 28, 2010
やっぱ仕事終わりだと疲れて集中できない涙
— のあ (@noa05300) June 11, 2021
勉強しないといけないのに…疲れて集中できない😭
— 日向 (@hinata_hi01) June 14, 2021
激しい運動やスケジュール、ストレスなど心当たりがなく「疲れて集中できない」状態になっているなら、 脳や目が疲れている可能性があります。
原因と解消法を知って、気付いていなかった疲れを取り除いて集中力をあげていきましょう。
【当てはまる?】疲れて集中できない理由3選
今から疲れて集中できない理由を話します。
疲れて集中できない理由は以下の3つです。
上記を読むと、疲れて集中できない理由がわかります。
それぞれ見ていきましょう。説明していきます。
理由①:脳疲労
疲れて集中できない理由1つ目は「脳疲労」です。
物事に集中できない状態がつづき、脳が疲れて、前うつ状態になっていることを「脳疲労」といいます。
「脳疲労」社会 ストレスケア病棟からみえる現代日本の著者 徳永雄一郎さんによると、
脳疲労におちいっている労働者の数は、約1,000万人。
勤勉で責任感が強い人ほど脳疲労におちいる可能性が高い。
脳疲労になると「集中できない」「判断できない」という状態になり、さまざまな身体の症状がでてきます。
集中して勉強したり、ついには仕事にいくことすらできない状態になる
脳も身体も疲れていると仕事も勉強も集中できないですよね。
現代では情報の多さや労働時間の増加で、どうしても脳をつかう生活になりがちです。
「いつも疲れていて勉強に集中できないな」と悩んでいる方は慢性的に脳疲労を起こしている可能性があります。
「集中できないのは脳が疲れているからかな?」と感じた方は、1日5分でいいので何も考えない「 ボーッとする時間」と作りましょう。
「集中できない!」と感じたときは、脳が疲れているサインかもしれません。
仕事や勉強に集中できないときこそ、疲れてなくても少し休憩をはさみましょう。
お気に入りの飲み物をのんだり、散歩したりボーッと何も考えない時間が脳を休ませてあげられますよ。
理由②:眼精疲労
疲れて集中できない理由2つ目は「眼精疲労」です。
脳だけではなく目が疲れてしまうと眼精疲労を引きおこし、集中できない原因になります。
その理由は、 人間は視界から得る情報が80%と言われているほど、気付かないうちにたくさん目を使っているからです。
そのため、脳疲労の原因は「眼精疲労」からくるものが多く、しばらく目を閉じるだけで脳を休めることができます。
「目が乾く」「ショボショボする」などの疲れ目はひと晩ぐっすり寝ると治ります。
もし寝ても、症状がよくならないのであれば、疲労が蓄積された「眼精疲労」に進行しているかもしれません。
眼精疲労治療に力を入れている、吉祥寺森岡眼科院長の森岡清史さんによると、
IT企業の社員89%が「疲れている目のケアをしていない」
疲れ目をほっておくと「眼精疲労」につながるので早めのケアが重要。
たとえば、 パソコン画面は明るく暗過ぎない程度にしないと目は疲れてしまいます。
また、 画面には太陽の光が当たらないようにすることで目の疲れを減らすことができます。
知らず知らずのうちに目が疲れてしまっていて集中できない環境をつくってしまっていませんか?
頑張って集中するより、環境をととのえて集中力をあげて勉強や仕事をする方が簡単です。
パソコンやスマホの画面を明るく設定するのは、すぐに実践できるので試してみてくださいね。
理由③:疲労の蓄積
疲れて集中できない理由3つ目は「疲労の蓄積」です。
身体が重い、やる気がでないなど疲れて集中できないのであれば、すでに「疲労が蓄積」しているのではないでしょうか。
テレワークやデスクワーク、資格勉強などにより、同じ姿勢を続けていることで気付かないうちに疲労がたまっている可能性があります。
せっかく、やる気はあるのに疲れて集中できないのは、もったいないことですよね。
たとえば、仕事終わりに勉強したくてもできないのは、身体が疲れてしまっているからです。
「1時間に1回5分は、席を立ったり、軽いストレッチしよう」
「朝と昼の勉強の合間に、ウォーキングをいれよう」など運動すると、疲労回復にとても効果があります。
疲れているときほど軽い運動をして、集中できない状況から抜け出しましょう!
今日からでもすぐに実践できるので、日常生活に取り入れてみてください。
脳や目の疲れのほかにも、「ストレスが上手く発散できない」という方は、以下の記事でストレスが記憶力に与える影響がわかるので合わせて読んでみてくださいね。
<合わせて読みたい記事>
「疲れて集中できない」を解消する方法3つ
今から「疲れて集中できない」を解消する方法 3つを話します。
「疲れて集中できない」を解消する方法は以下の3つです。
上記を読めば、「疲れて集中できない」を解消する方法がわかります。
さっそく見ていきましょう。説明していきます。
解消法①:「脳を休ませる」
疲れを解消する方法1つ目は「脳を休ませる」です。
疲れて集中できないときな脳を休めてあげないと、どんなに頑張っても集中できません。
仕事や勉強疲れ,人間関係による疲れ,運動疲れなど,疲労にはいろいろな種類があります。
しかし、「 すべての疲労は脳の疲れてしまうことが原因」と話されています。
<集中できないときのリフレッシュ法>
・仕事や勉強が飽きたら小休憩する
「飽きる」のは脳が疲れているサイン
1時間につき5分休憩すると、脳の情報処理能力低下をふせぎ集中力アップ
・外出して光や風、緑にふれる
室内のように温度や湿度が一定の環境は脳が疲れてしまう。
外の空気や風を感じると「脳はリラックス状態」になり集中力アップ
・休憩時はスポーツドリンクで水分補給
脱水すると血液の巡りがわるくなり、疲れがたまりやすくなる。
席から立ちあがって血流をうながし、水分はしっかりととって集中力アップ
・ヨガやストレッチで血流アップ
汗をかかない運動なら「血流をうながし、疲れない適度な運動」ができて集中力アップ!
他にもウォーキングもおすすめ。
身体の疲れより気付きにくいのが「脳疲労」です。
「最近、仕事終わりは疲れて集中できないな・・・」と感じる方は「脳疲労」の可能性があります。
「勉強に集中しよう」としても集中できないのは、あなたに集中力がないのではなく脳が疲れているせいです。
自覚症状がなくても現代人には多い悩みなので、脳の疲れをとる習慣を取りいれてみてくださいね。
解消法②:「目を休ませる」
疲れを解消する方法2つ目は「目を休ませる」です。
気が付きにくい目の疲れですが、目が疲れていると集中できないです。
勉強中や仕事中など疲れていなくても、小まめに目を休ませてあげましょう。
マッサージしたり、眼球を動かせることで疲れていた目を休ませて集中力を回復させることができます。
ツボ押しで外からほぐして、遠近ウォッチングで眼球の体操をして目をストレッチすると、とても疲れをとるのに効果的です。
「集中できない!」という時に、勉強の合間やデスクの上でもできるのですぐに試せますよね。
他にも仕事後など、1日の終わりに疲れてしまった目を休ませる方法があります。
自宅でできる「ホット蒸しタオル」も疲れている目に効果的。
水でぬらしたタオルを電子レンジで1分ほど加熱し、肌にのせてもやけどしないくらいに冷まします。
上まぶたの上に2~3分のせると血流アップで疲労物質を排出させる効果がえられます。
現代人はパソコンやスマホを使うので、目が疲れてしまうのは仕方ありません。
ですが、目が疲れて重たくなってくると、それだけで集中力できないですよね。
ちょっとしたことで目の疲れを減らして集中力はあげられるので、ぜひ試しみてくださいね!
解消法③:「軽い運動をする」
疲れを解消する方法3つ目は、「軽い運動をする」です。
疲れて集中できないときは軽い運動が効果的です。
最近では「アクティブレスト(積極的な休息)」とよばれる疲労回復法があります。
「身体をうごかすと、余計に疲れてしまいそう」と感じる方もいるかもしれません。
しかし、ジョギングなどのハードな運動でなくても効果があり、集中力を上げることができます。
アスリートもお休みの日には軽い運動を取り入れるのは血液の循環をよくして疲労回復させる効果があるからです。
1日座りっぱなしの方も、日頃から血流や筋肉が固まってしまい、疲れてしまう原因になっています。
アクティブレストは、一定のリズムで長時間行える有酸素運動です。
・ウォーキング,自転車,水泳などの一定のリズムで「きつい」と感じず、息が少しはずむ程度のペースが最適。
5~10分程度で十分効果が得られる。
・筋肉をゆっくりと伸ばすストレッチも効果的。
呼吸をとめずに「気持ちいい」と感じるポイントで静止。
15~30秒ほどキープするだけで血行がよくなり、柔軟性が回復。
身体が疲れてくると、血流が悪くなり疲労物質が排出できない状態になって悪循環です。
集中できないときは、軽い運動でも効果は十分にあります。
勉強の合間など運動を取り入れて、血流を高めながら集中力をあげていきましょう!
疲れて集中できないときは、脳に必要な栄養をとろう
疲れて勉強や仕事に集中できないときは、脳に必要な栄養素で「ブドウ糖」をとるのがおすすめです。
ただの砂糖ではなく「ブドウ糖」でないと効果は期待できないです。
ドラッグストアにも売っている「キューブ型のブドウ糖」だと持ち運びも便利です。
「これから集中して勉強しよう」という風に頑張りたいときや、「集中できない」「勉強がはかどらない」って時にもおすすめ!
その30分前にブドウ糖をとると集中力があがります。
他にも、疲れているときは、鶏むね肉と酸っぱいもので栄養補給がおすすめです。
鶏むね肉に多く含まれる成分「イミダペプチド」は疲労回復効果があると科学的に証明されている。
鶏むね肉を1日100gを2週間とりつづけると、脳内の酸化疲労ストレスが減るという研究結果もあり。
疲れていないと思っていても、気付かないうちに脳や目は疲れてしまって、集中も記憶もできない状態になっていることは多々あります。
酸っぱいものに含まれる「クエン酸」は、細胞がエネルギーを生む反応に重要な役割を果たします。
1日レモンなら2個、黒酢なら大さじ1杯、梅干しなら2個で集中力をあげる効果があるので積極的にとりましょう。
まとめ:疲れて集中できないときこそ脳と目を休ませよう
今回は、疲れて集中できない原因とその解消方法をご紹介しました。
「どうして勉強に集中できないんだろう…。いつも疲れている気がする…」と感じていた人は、
脳や目の疲れてしまう環境にいたり、運動不足や栄養不足におちいっていた可能性があります。
集中できないのは、やる気のなさや意志の弱さではありません。
原因は「目の前のことに集中できないくらい、身体のどこかが疲れているから」です。
原因が分かれば解決できるので、「いつも疲れて勉強に集中できないな…」と悩んでいる方は、この記事を参考にして本来もっている集中力を発揮させてくださいね!
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